2017年7月8日土曜日

いよいよですね

試験前の最後の週末、いかがお過ごしでしょうか。
この休みでこれまで練り上げた論文をシャーペンで試し書きするひとも多いかもしれませんね。
もうここに至っては、論文の構成をアレコレこねくり回すのではなく、実際に鉛筆(シャーペン)を使って手書きで書いてみてください。
それ以外の時間は総監部門、建設部門ともに、頭を切り替えて択一対策に専念するのもオススメです。
そしてこれからの残り1週間は(いつも書いていることですが)試験本番のそのときそのいちにちに体と心の調子をトップの状態にもってゆくべくアスリート感覚で調整することを第一に心がけてください!

皆さんの実力がそのまま発揮できますように
【福岡県太宰府市】

●生活リズムを早寝早起きにスライドさせましょう。
これは試験本番の午前10時から午後5時まで脳みそが活発に活動できるようにするためです。

●うがい手洗いを面倒がらずにやりましょう。
風邪をひいたらたいへんです。梅雨明けした沖縄は真夏で安定していますが、そのほかの地域では梅雨の影響もあって雨やら猛暑やら天候がとても不安定です。
とはいえ、わたしの住む沖縄では昨日「インフルエンザ注意報」が発令されました。皆さんも気を付けましょう。

●なにもやらないのも精神的によくないので、添削を受けた回答論文の完成版を1日に1~2回は手書き練習しましょう。
※やりすぎ注意です。以前、やりすぎで腱鞘炎になっちゃったひとがいました。

●まとまった時間があれば択一試験の過去問題や想定問題を解いてみましょう。
これは現在の知識が合格レベルに達しているかどうかを確認することよりも、設問にある「間違ったものを選べ」とか「正しいものを選べ」などの要求事項の読み間違いをしてしまわないかどうかのチェック(というか訓練)に力点を置いてください。

●試験本番の持ち物リストを作成し、準備できるものは準備しておきましょう。
受験票は当然のこと、書きやすいシャープペンシル、替え芯、消しゴム(1文字づつ消せるノック式もオススメ)、腕時計、電卓、タオルなど
持ち物(持ち込み不可、机上に置くこと不可のもの)については平成29年度 技術士第二次試験筆記試験 当日の注意事項等を確認してください。

●わたしが受験するときには、栄養ドリンクを2本(午前用、午後用)を準備しておいて、試験開始30分前くらいに一気飲みしていました。脳にブドウ糖を注入するんです。
そのほか私的な準備品リストは、当日のお昼ご飯として、おにぎり2個、ペットボトルのお茶かミネラルウォーターを1本。
とにかくお昼はガッツリ食べると脳に血液が行かなくなりますので注意が必要です。不足分は飴などのひと口モノを試験の合間の休憩時に放り込むくらいで調整してもいいかもしれません(試験中は不可です)。
わたしはじゃっかん空腹気味のほうが脳みそが冴えるんですよね。

●会場も事前に下見ができる境遇のかたはやったほうがいいと思います(特に初めて受験するかたは)。
下見ができなくても(できてもですが)、試験当日は早めに会場に着くようにしてください。精神的なゆとりが全然違います。
もし遅刻寸前で慌てて会場に駆け込むと、それだけで心拍数がハネ上がりますし、そんなことではとてもじゃないですがフレッシュな酸素と豊富な栄養を運んでくれる血液が体中に散らばっちゃって受験に必要な質と量の血液が肝心の脳に供給されませんからね。
だいたい試験に際しての注意事項を聞き逃す(頭に入らない)リスクが増大します。
不利なことこの上ないです。

今年はこれまでと次の点が変更になりました。気を付けてください
※昨年度までは答案が完成した受験者の途中退室を認めていましたが、今年度からは、試験時間中の途中退室は認めません。ただし、試験開始60分以降の手洗いのための一時退室と棄権による退室は可能です。(「受験上の注意事項」17、18)

17.試験験時間終了前に答案用紙を提出して受験を終了することはできません。
18.各試験科目の試験開始後60分を経過してからは、手洗いのための一時退室、又は棄権による退室は認めますが、希望するときは、必ず手を挙げ監督員の指示に従って下さい。無断で退室した場合は、「失格」となります。なお、一時退室の際、携帯電話(スマートフォン、PHS含む。)、パソコン、ウェアラブル端末(スマートウォッチ等)、タブレット端末等の通信機器・電子機器を持ち出すことは禁止します。

●面接試験ではないので服装はなんでもいいのですが、冷房の効き具合、風の当たり具合が座席によって異なりますので、会場が暑くても寒くてもどちらでも対処できるように、わたしはTシャツに長ズボンといった格好で、薄い長袖シャツは羽織る感じでもって行きました。くつは足にやさしいジョギングシューズがオススメです。サンダル履きのひともよく見かけますね。
とにかくふだんの自分の実力が発揮できるようなものがイイと思います。
ここ数年はよく試験監督を任されることが多いのですが、檀上から受験生の皆さんを眺めますと、女性は身嗜みが整っているのに対して、男性はユルユル、ダルダルのひとが多いです。社会的な無言の圧力を文句も言わずに黙々と乗り越えている女性の皆さんに思いを馳せないわけにはゆかず、やっぱりそんな女性には頑張ってほしいとつい力が入っちゃいますね。ですがもちろん心の中で応援することしかできませんけどね。

●その何回か試験監督を務めた経験から、最後にこのブログを読んでくださっているひとたちにお伝えしておきたいことがあります。
それは、受験番号、氏名、問題番号などの記入ミス、未記入ミスが、毎回、毎教室、必ず発生している!ということです(昨年も何名か見かけました)。
監督員から直接にミスの該当者に伝えることはできません。それでもなんとかわかってもらいたいという忸怩たる思いがマックス極まります。ざんないとはこのことです。
試験終了前に試験監督が「もう一度、受験番号や問題番号等の記入漏れがないかしっかり確認してください」と言ったら、素直に確認してください。
時間もないのでそれどころじゃないのもわかりますが、そもそも上記のようなミスをしていたら「失格」ですからね。不合格どころか採点もありません。
1年がムダ、とまでは言いませんが、徒労感甚だしいだろうし、そこから復活するのにも時間がかかると思います。

がんばってください!

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