2017年7月21日金曜日

技術士試験 選択科目Ⅲ-2

平成29年度筆記試験問題シリーズも今日で最後となりました。

Ⅲ-2は再生可能エネルギーの利活用でした。
(問題Ⅲでとは思いませんでしたが)そろそろ問われそうだと予想していた再生可能エネルギーですからしっかり準備していた方、あるいは生活環境系のかたはこっちを選んだかもしれませんね。
それにしても今年はまだ出ないと思っていた「ダム再生ビジョン」がそのまま使えましたね。こんなに早く問われるとは思わなかったので驚きましたが、昨年の気候変動適応策といい、年初に取り上げられる話題は要チェックかもしれませんね。

沖縄やんばる海水揚水発電所【沖縄県国頭郡国頭村】

Ⅲ-2 平成26年3月に国土交通省が策定した「環境行動計画 -環境危機を乗り越え,持続可能な社会を目指すー」において,今後推進すべき柱のひとつに「社会インフラを活用した再生可能エネルギー等の利活用の推進」が掲げられている。持続可能な社会の実現に向けて,建設分野においても対応を充実・強化することが重要である。このような状況を踏まえ,以下の問いに答えよ。

(1)再生可能エネルギーの利活用の推進が掲げられていることについて,その意義と社会的背景を述べよ。

(2)社会インフラを活用した再生可能エネルギーの利活用事例を1つ取り上げ,社会インフラを活用する上での課題を3つ挙げて,その内容をそれぞれ述べよ。

(3)上記の課題を解決して再生可能エネルギーの利活用をさらに促進させるために,あなたが考える社会インフラの活用に関わる提案を1つ述べるとともに,その提案の効果及びその提案を実現するに当たっての留意点を述べよ。

環境行動計画 -環境危機を乗り越え,持続可能な社会を目指すー

ほとんどのかたはダムや用水路の水力発電あたりを書いたのかなと想像するわけですが、変わったところではソーラーロードなんてのを取り上げているとイイ意味で目立ったかもしれません。

最後に、解答論文の再現だけはしっかりやっておいてください(最低でも問題Ⅲだけは)。筆記試験に合格してから再現していなくて(そして何を書いたのかすっかり忘れちゃって)慌てるひとが毎年います。

それでは次の関門に向けてしばらく英気を養っておいてください。

お疲れさまでした!

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