2017年6月17日土曜日

「持続性ある実践的な多自然川づくり」に向けて

河川法改正20年、定期的に委員会が開催されていましたが、提言がまとめられ発表されました。
河川環境の整備と保全のため「持続性ある実践的な多自然川づくり」を推進してゆくのは、誰あろう、われわれ建設環境の技術者をおいてほかにありますでしょうか。
順応的に挑戦し続けるべきであること」なんて書いてありますよ。凄いです、現場主義に徹しています。われわれ現場の技術者に向けたメッセージと受け止めていいと思います。

水前寺江津湖公園【熊本市】

「河川法改正20年 多自然川づくり推進委員会」提言がとりまとめられました
~「持続性ある実践的な多自然川づくり」に向けて~


平成29年6月16日
 国土交通省では、昨年12月に委員会を設置し、生物の生息・生育・繁殖環境と多様な河川景観の保全・創出を行う「多自然川づくり」のこれまでの成果等をレビューし、今後の方向性について検討してまいりましたが、今般、「提言」がとりまとめられましたのでお知らせします。
 今後はこの提言を踏まえ、河川環境の整備と保全のため「持続性ある実践的な多自然川づくり」を推進してまいります。

 提言は、大きく2つの視点からとりまとめられました。
○「実践・現場視点」常に現場視点で考え、河川環境の整備と保全を現場で徹底し、順応的に挑戦し続けるべきであること
○「持続性・将来性」日常的な河川管理の中で様々な工夫を凝らして河川環境の整備と保全を徹底し、地域社会との関わりを深めていくこと

また、この2つの視点をもとに、以下の7項目について対応方針が示されています。
[1]目標の設定
[2]技術の向上・一連の取り組み過程の徹底
[3]人材の育成・普及啓発
[4]日常的な環境への取り組みの徹底
[5]持続可能な川づくりのための地域連携の強化
[6]変化を踏まえた将来の河川像の検討
[7]国際社会への貢献


◆添付資料
提言「持続性ある実践的な多自然川づくりに向けて」概要(PDF形式:176KB)

◆参考
「河川法改正20年 多自然川づくり推進委員会」の提言や開催状況、資料につきましては国土交通省HP(下記URL)を御参照ください。  
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/tashizen/index.html

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