2017年5月9日火曜日

多自然川づくり ~自然や景観に配慮した川づくりを振り返り、今後の展望を描く~

GW終わっちゃいましたね。
わたしのGWは筆記試験論文の添削をしつつ、月末の筆記試験対策セミナーの準備を進めたり、ベランダで栽培している野菜の手入れやらメダカ池の整備、夕方からはチーズを燻製したり七輪を引っ張り出して好きな野菜をゆっくり焼きながらビール片手に空に浮かぶ雲をぼーっと眺めていました(なかなか枯れてますね)。
子供が大きくなった(というか成人した)ので家族揃ってのレジャーというのはもうなくなりました(無理やり七輪に付き合ってもらいましたが)。

メダカが絶滅の恐れのある野生生物にリストされて幾久しいですが、うちで飼っているメダカは沖縄本島北部のとある農業用のため池にいたもので、外来種の駆除を目的としてため池の水をいっかい全部干したときに保護してきたもの(の一部)なんです。
それがどんどん増えちゃって、いまではガラス水槽やらスイレンの鉢やらでは収まりきらなくなっちゃってて、できることならそろそろ現地に戻しに行きたいなと思っているところです(そういうのってアリなのでしょうか)。
そもそももとのため池は無事に自然環境、生育環境が回復しているのかとても気になります。

なにを隠そうわたしは東京郊外の生まれでして、昭和50年代前半を小学生として過ごしておりましたから、近所の池や川でザリガニやクチボソ(モツゴ)、ときにフナなんかを捕まえてました。
それにしても自然環境の破壊が急激に進んだ昭和40~50年代、洗剤の質もそうだし、そもそも下水道整備がまだまだでしたので、住宅地近辺を流れる川はホントに臭くて汚かったです。
当時のわたしはまちなかの自然環境についてはもう完全に諦めきっていたのですが、それがどうですか、30~40年後のいまではドブ川だった近所の川が見事に生まれ変わっているじゃありませんか。実家に帰省して近所を散歩するたびに驚きます。あの泡ブクブクだった多摩川にもアユが戻ってきたっていうし、人間も捨てたものではないなと思っています。

前フリが長くなりました。
3か月ほど前にも取り上げましたが、再び表記の委員会が明日開催されるそうです。
河川法改正20年 ~自然や景観に配慮した川づくりを振り返り、今後の展望を描く~

節目の年ならではの出題があるかもしれません。
○多様な河川景観の保全・創出
○生物の生息・生育・繁殖環境
○河川環境の整備と保全
○河川景観の保全・創出
などについて、現状と課題、問題点(技術的課題)、解決策(技術的提案)をまとめておかれることをオススメします。

早川【新潟県糸魚川市】

河川法改正20年 多自然川づくり推進委員会(第4回)の開催
~自然や景観に配慮した川づくりを振り返り、今後の展望を描く~

平成29年5月8日
国土交通省は、「多自然川づくり」について、その取組の成果をレビューするとともに、今後の方向性を検討するに当たり、有識者より提言をいただくため、河川法改正20年 多自然川づくり推進委員会(第4回)を平成29年5月10日(水)に開催します。
平成9年の河川法改正により、「河川環境の整備と保全」が法の目的として明記されてから、平成29年6月4日で20年を迎えます。
 この節目を契機に、生物の生息・生育・繁殖環境と多様な河川景観の保全・創出のために「多自然川づくり」がどのように貢献してきたかの成果をレビューし、今後の方向性を検討するに当たり、有識者より提言をいただくため、河川法改正20年 多自然川づくり推進委員会(第4回)を下記のとおり開催します。


1.日 時 平成29年5月10日(水)15:00~17:00
2.場 所 中央合同庁舎第3号館1階 国土交通省水管理・国土保全局 A会議室
3.委 員 別紙のとおり
4.議 題 (1)提言(案)とりまとめ
       (2)その他
5.その他
 ・ 委員会は公開にて行います。
 ・ 傍聴を希望される方は、5月9日(火)16時までに、所属、氏名、連絡先及び来場する人数を電話又はFAXにより下記の登録連絡先までご登録ください。なお、当日は14時45分までにご来場ください。
 ・ 会議室の収容人数を超える場合は、先着順といたします。なお、1社(1団体)につき1名までとさせて頂きます。
 ・ カメラ撮りは、会議の冒頭のみ可能です。
 ・ 資料及び議事要旨は、後日、国土交通省HPにて掲載いたします。
 ・ これまでの委員会の資料及び議事要旨は、下記URLよりご覧ください。
   http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/tashizen/index.html
<登録連絡先> 水管理・国土保全局 河川環境課 企画係 酒匂(さこう)
          直通:03-5253-8447 FAX:03-5253-1603

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式
別紙(PDF形式)PDF形式

2 件のコメント:

  1. 初めまして、たびたび拝見させてもらっています。
    突然に失礼します。

    日本魚類学会より『生物多様性の保全をめざした魚類の放流ガイドライン』が公開されておりますので、現地の環境条件等を勘案して、ガイドラインに沿った放流が現状望ましいかと存じます。

    http://www.fish-isj.jp/info/050406.html
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/ece/8/1/8_1_107/_article/-char/ja/

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    1. コメント欄を確認しておらず、コメントの掲載及びお返事が遅くなりたいへん申し訳ございません。
      貴重なコメントをお寄せくださりありがとうございます。
      結局、メダカは放流はしておらず我が家のベランダで繁殖を続けています。そのうちの50個体くらいは環境省や地元自治体の管理によるラムサール条約湿地管理施設に展示用に寄贈しました。

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