2017年3月5日日曜日

ニホンウナギの生息地保全の考え方

お祝い騒動もひと段落し、合格した皆さんのところには「合格証」が届いていることと思います。登録完了までもう一息ですね。
沖縄の桜もピークを過ぎ、季節はいよいよ春。
発表も無事に済みましたし、これからは平成29年度試験に向けた準備、来月12日(水)に開催するSUKIYAKI塾沖縄でいごの会の出願対策セミナーの準備をしないとと思っているところです(まだ思ってるだけ)。
受験するひともギアを1段あげるべき時期に入りましたよ!

ところで今日ご紹介するのは環境省から発表されたウナギ保全に関するパブコメです。今月末には取りまとめられるようですので、「(案)」ではありますが内容をしっかりチェックしておいてください。多自然川づくりネタを展開する際には強力な資料となります。この「考え方」を踏まえているかいないかで大きく差がつくと思いますよ。
とにかく重要キーワードが満載です。
●予防原則と順応的管理
●移動の確保(縦方向のつながり、横方向のつながり、水域全体のつながり)
●局所環境の改善
●モニタリング手法
多自然川づくり、なんだか匂うんですよね。

鏡川【高知市】

報道発表資料
平成29年2月16日
自然環境
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「ニホンウナギの生息地保全の考え方(案)」に関する意見の募集(パブリックコメント)について

 今般「ニホンウナギの生息地保全の考え方(案)」をとりまとめました。本案について広く国民の皆様から御意見をお聞きするため、平成29年2月16日(木)から3月17日(金)までの間、意見を募集いたします。

1.概要

 ニホンウナギ(Anguilla japonica)は、外洋のマリアナ諸島西方海域に産卵場を持ち、東アジアの沿岸域で成長する降河回遊魚であり、一生の大部分を河川や沿岸域等で過ごすと言われていますが、ニホンウナギの個体数は、1960年から70年代と比較すると、大きく減少しており、河川や沿岸域等の生息環境の変化が個体数の減少要因の一つとなっていると考えられます。
 これを踏まえ、ニホンウナギが生息する河川や沿岸域等の保全や管理に携わる機会があると考えられる各主体に対して、ニホンウナギの保全の基本的な考え方と技術的な手法の例を示すことで、今後、ニホンウナギの生息地保全を行う際の参考となるよう「ニホンウナギの生息地保全の考え方(案)」をとりまとめましたので、国民の皆様から意見を募集します。

2.意見募集要項

(1)意見募集対象

ニホンウナギの生息地保全の考え方(案)

(2)資料の入手方法

 「ニホンウナギの生息地保全の考え方(案)」は添付資料に掲載するとともに、環境省自然環境局野生生物課で閲覧・入手することができます。
 郵送を希望の方は、140円分の切手を添付した返信用封筒(A4版が入るもの)を同封して、環境省自然環境局野生生物課まで郵送でお申し込みください。

(3)意見提出期間

平成29年2月16日(木)から平成29年3月17日(金)までの30日間

(4)意見提出方法

 意見は別添様式による文書で、必要項目(氏名、住所、電話番号、該当箇所、意見の内容等)を記入して、郵送、ファックスまたは電子メールで、平成29年3月17日(金)まで(必着)に下記の宛先まで提出してください。
 なお、電子メールで意見提出を行う場合は、別添様式ファイルを利用し、添付ファイルとして提出してください。メールの件名は「ニホンウナギの生息地保全の考え方(案)に対する意見」としてください。
<宛先>
・郵送  〒100-8975  東京都千代田区霞が関1-2-2  環境省自然環境局野生生物課
・ファックス  03-3581-7090
・電子メール  shizen_yasei@env.go.jp

(7)留意事項

 意見の提出にあたっては、次の点について御了承願います。
・必要項目の記載がない意見については、無効とさせていただきます。
・電話での意見はお受けしかねますので、あらかじめ御了承ください。
・頂いた意見については、個人の氏名、住所及び電話番号を除き公表される場合があります。ただし、意見中に、個人に関する情報であって特定の個人が識別しうる記述がある場合及び法人等の財産権等を害するおそれがあると判断される場合には、公表の際に当該箇所を伏せさせていただくこともあります。
・頂いた意見に対する個別の回答はいたしかねます。

(8)提出された意見の取扱い

 提出された意見につきましては、その概要とそれに対する対応方針を取りまとめて公表します。

添付資料


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