2017年8月30日水曜日

全国屋上・壁面緑化施工実績調査の結果

たいへんご無沙汰しております。
今年はなかなか忙しいですね。経済が回っているためでしょうか。
なんだか例年よりも仕事(業務)が多いように感じます。
まぁ人手不足気味だからなのかもしれませんが(これもご時世でしょうか)。

実は今週末にAPECさんのセミナーを行うのでその受付処理やら準備やらも並行しておこなっています。午前は技術士1次試験対策、午後はRCCM試験対策です。RCCMのほうは急遽、わたしも添削講師に名を連ねられてしまいました。受験したのは7年前でしたか、それ以来ちゃんと向き合っていなかったので指導できるか不安ですが、これまた久しぶりにAPECさんのテキストを見ながら勉強しています。初心に帰るのもいいものですね。こういう機会はこれだから貴重なんですね。

セミナーについては下記のウエブサイトをご覧ください。
直前まで募集してますので沖縄のかたはぜひ。今年は那覇だけじゃなくって、石垣島や宮古島でも行いますよ!
SUKIYAKI塾沖縄でいごの会

残暑お見舞い申し上げます
【沖縄県国頭村】

今回ご紹介する報道発表資料は、わたしの講座の受講生の論文ネタでもよくつかわれていた「屋上緑化」です。
ヒートアイランド対策などで屋上緑化について少しでも触れる予定のかたはぜひチェックしておいてくださいね。

大規模な屋上緑化が近年増えてきています -平成28年 全国屋上・壁面緑化施工実績調査の結果報告-

平成29年8月30日
 屋上緑化や壁面緑化は、都市におけるヒートアイランド現象の緩和、美しく潤いのある都市空間の形成、都市の低炭素化等の観点から、全国的に取り組みが進められています。
 平成28年における全国の屋上・壁面緑化の施工実績について、最近の傾向をとらえるために全国の施工企業等にアンケート調査を行いましたので、結果を報告します。

1.平成28年の特徴的な傾向

 平成28年の屋上緑化の1件あたり施工面積は254㎡と、平成27年と比較して約3割(62㎡)増えました。平成19年以降、1件あたり施工面積と、1,000㎡以上の屋上緑化を行った物件数は減少傾向でしたが、近年は増加傾向となっており、大規模な屋上緑化が増えてきています。
 詳しくは「トピック」をご覧下さい。

2.調査結果(施工面積)

大規模な屋上・壁面緑化の例:豊島区役所 豊島の森
(1) 単年施工面積
平成28年中に、屋上緑化は約27.6ha(東京ドーム* 約6個分) 、壁面緑化は 約8.7ha(東京ドーム* 約2個分)が創出されました。
  *東京ドーム=約4.7ha  

(2)累計施工面積
 調査を開始した平成12年から平成28年の17年間で、屋上緑化は約471ha、壁面緑化は約86haが創出されました。
   ※本資料中、屋上緑化、壁面緑化に関する平成27年、28年のデータは暫定値です。

(参考)調査の概要

[1]調 査 方 法 : 郵送によるアンケート調査
[2]調査対象企業 : 全国の造園建設会社や総合建設会社
  屋上・壁面緑化関連資材メーカーなど 計509社
[3]回答回収状況 : 回収264社(回収率51.9 %)

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式
参考資料データ(Excel形式)Excel形式

2017年7月22日土曜日

技術士添削講座のご案内

平成29年度筆記試験も終わりましたので、次年度試験に向けての講座を開講いたします。

わたしの講師としての活動は、平成22年度試験に合格した翌年からSUKIYAKI塾の添削講座に参加するかたちでスタートしました。
SUKIYAKI塾のほか、身近な知り合いを含めると、これまでの7年間でのべ100名ほどのかたたちに指導アドバイスしたことになります。そしてその一助となったかどうか、平成28年度試験までの6年間で35名のかたが合格されました。

また、平成27年度からは総監の指導アドバイスも開始したところ、初年度にもかかわらず6名ものかたから吉報をいただくことができました。わたしはあくまで触媒にすぎませんが、『総監合格』にいくらかでも貢献できたであろうことに我ながら驚いています。

SUKIYAKI塾の活動と平行して綴り始めたこのブログですが、平成26年ごろからブログを訪問してくださるひとが増え始め、それに比例するように添削指導の依頼をあちらこちらから受けるようになりました。そこで平成28年から独自の添削講座を開講して受験に真剣に取り組む方のサポートを始めました。

軌道に乗った平成29年度は多くの受講生の皆さんとメールによる濃密なやりとりができました。受講生に恵まれたことが大きいと感じていますが、受講生の皆さんの理解の度合や伸び具合がそれはとても良い感触でした。
受講者さんから試験本番の感想を頂きました。
テーマにも恵まれたので、本日の出来は十分とは言いがたいものの、それなりに書けたように思います。結果は出てみないとなんとも言えませんが、ちゃんと戦えたとおもえるのは、2月からの指導のお陰です。ありがとうございました

そんなに難しくなかったですねー(笑)と言いたいところですが、やはり焦りもあって、思い返すと、不十分な点も幾つかあったり。とりあえず、必須は大丈夫そうでした。良い報告ができればと思います
などの声をいただきました。
文面から予想外の出題ではなかったことが伺えますよね。
実際、わたしも問題文を見て、今年も順当だなぁと思いました。

来年度試験から試験手続や方法が変更されるようなことが取りざたされていましたが、文科省のなんやかやで変更のための手続が後回しになっているようです。
というわけで、来年度はまだ現行の試験方法で実施することになるだろうとのことです。
試験方法が変わらない以上、過去問にしっかり取り組めばなんとかなる率が高いです。
そしてそれはスタートが早ければ早いほど有利だと思います。

筆記試験が終わったばかりでわたしとしてもひと月ばかりは添削活動をお休みしようかとも思ったのですが、思いのほか問い合わせをあちこちからいただきまして、わたしの力を必要としているかたが日本のどこかにいらっしゃることにあらためて気づかされ感動しているところです。
そのようなわけで平成30年度試験に向けての添削講座を開講することにいたしました。
これまでの指導経験を注力しますのでお任せください。

筆記試験再現論文に対するコメント評価も行います。先日の試験答案について第3者の視点を欲しているかたはぜひどうぞ。


本サービス(添削指導アドバイス)はSUKIYAKI塾とは異なり有料でお受けします。
対象とする技術部門科目は以下の2つです。
●建設部門建設環境
わたしの専門はどちらかというと自然環境に関する分野ですので生活環境の保全に関する現場感覚はやや劣るかもしれません。しかしながらこれまで添削するうえで支障はありませんでした。
また、他の部門科目(例えば環境部門など)についてはご希望であればお引き受けしますが、専門技術に関する指導はできませんので論理構成や文章に関する指導アドバイスとなります。
なお、これまで建設環境以外には、環境部門の環境保全計画と自然環境保全のかたを指導しています。

●総合技術監理部門
総監については科目を問いません。ただし建設-建設環境以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります。
なお、これまで建設環境以外には、施工計画・施工設備及び積算、道路、都市及び地方計画、河川砂防・海岸海洋、土質及び基礎、上水道及び工業用水道、農業土木、環境保全計画、自然環境保全のかたを指導しています。
ご希望のかたには、平成29年2月23日で頒布が終了した「技術士制度における総合技術監理の技術体系(第2版)」(いわゆる青本)のテキストデータを差し上げます。
なお一部内容を最新の法律等に合わせて書き換えています。

下記の5つのコースを設けました。
※併願・重願の場合はそれぞれの部門科目単位で受け付けます。

①平成29年度筆記試験の再現論文に対するコメント評価
内容:再現論文のコメント評価を行います。建設環境は選択科目Ⅱ-1×2つ、Ⅱ-2、Ⅲの合計4つ、総監は記述論文(必須科目Ⅰ-2)です。
原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
返信回数:各設問に対し、1回のコメントとそのコメントを受けての再質問・返信を1回の計2回
料金:3,000円

【平成30年度試験対策】
②出願書類作成コース
期間:受付完了時から平成30年度試験の申込期限日の7日前まで書類を受け付けます。
内容:受験申込書の記載内容と業務経歴票(5行の業務経歴と「業務内容の詳細」)についての添削指導を行います。平成30年度の様式が正式発表されるまでは平成29年度様式で添削指導を行い、平成30年度様式が発表され次第、あらためて添削指導いたします。
うまく作成できないかたには業務経歴のたな卸しと詳細業務の骨子の作成アドバイスからスタートします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただしわたしがOKと判断したらそこで終了とすることもあります。
料金:15,000円

③筆記試験論文添削 長期コース(7~11カ月)
期間:受付完了時から平成30年度筆記試験日の7日前まで論文を受け付けます。
内容:建設環境については選択科目ⅡとⅢを、総監については記述論文(必須科目Ⅰ-2)の添削指導を行います。基本的に過去問題に対する回答論文の添削です。原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
論文の仕上がり具合に自信がないかた、文章作成が苦手なかた、論理的思考が苦手なかた、専門技術分野が偏っているかた、それぞれに応じた指導をいたします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただし複数の論文を同時並行では添削しません。わたしが次の問題に移ってOKと判断してから別の設問に取り組んでください。
料金:30,000円 (平成29年度の筆記試験論文添削コースを受講したかたで同部門同科目の場合は25,000円)

④筆記試験論文添削 中期コース(3~6カ月)
期間:平成29年12月末から受付を開始します。受付完了時から平成30年度筆記試験日の7日前まで論文を受け付けます。
内容:建設環境については選択科目ⅡとⅢを、総監については記述論文(必須科目Ⅰ-2)の添削指導を行います。基本的に過去問題に対する回答論文の添削です。原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
論文の仕上がり具合に自信がないかた、文章作成が苦手なかた、論理的思考が苦手なかた、専門技術分野が偏っているかた、それぞれに応じた指導をいたします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただし複数の論文を同時並行では添削しません。わたしが次の問題に移ってOKと判断してから別の設問に取り組んでください。
料金:20,000円

⑤筆記試験論文添削 短期コース(1~2カ月)
期間:平成30年4月末から受付を開始します。受付完了時から平成30年度筆記試験日の7日前まで論文を受け付けます。
内容:建設環境については選択科目ⅡとⅢを、総監については記述論文(必須科目Ⅰ-2)の添削指導を行います。基本的に過去問題に対する回答論文の添削です。原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
論文の仕上がり具合に自信がないかた、文章作成が苦手なかた、論理的思考が苦手なかた、専門技術分野が偏っているかた、それぞれに応じた指導をいたします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただし複数の論文を同時並行では添削しません。わたしが次の問題に移ってOKと判断してから別の設問に取り組んでください。
料金:15,000円

【注意事項】
●本サービスは、Gmailを使用して行いますので、Gmailの送受信が可能な環境であることが必須条件です
●本サービスに使用するファイル形式はPDFもしくはMS Wordファイルのみです。これ以外のファイルは原則として対応できません
●添削指導の対象である経歴票や論文等はメールに添付してお送りいただきます
●メール受信後、添削コメント等を返信するまでに最大4日間の日数をいただきます
●総監については科目を問いませんが建設-建設環境以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります
●領収書は発行いたしません
●振込手数料はご負担ください

本サービス(添削指導アドバイス)をご希望されるかたは上記の内容を確認いただいたうえで下記のフォームにてお申込みください。お申込みの時点で上記の注意事項に同意いただいたものとします。
フォームを受信後、遅くとも翌日中には振込先の銀行口座をご案内するメールをGmailで返信いたします。
※3日以上経過しても返信がない場合はGmailとのやりとりが不可能な環境と思われます。その際はお手数ですがご自身で設定等を調整したうえで再度ご応募ください。

★お申込みはこちらからお願いします

2017年7月21日金曜日

技術士試験 選択科目Ⅲ-2

平成29年度筆記試験問題シリーズも今日で最後となりました。

Ⅲ-2は再生可能エネルギーの利活用でした。
(問題Ⅲでとは思いませんでしたが)そろそろ問われそうだと予想していた再生可能エネルギーですからしっかり準備していた方、あるいは生活環境系のかたはこっちを選んだかもしれませんね。
それにしても今年はまだ出ないと思っていた「ダム再生ビジョン」がそのまま使えましたね。こんなに早く問われるとは思わなかったので驚きましたが、昨年の気候変動適応策といい、年初に取り上げられる話題は要チェックかもしれませんね。

沖縄やんばる海水揚水発電所【沖縄県国頭郡国頭村】

Ⅲ-2 平成26年3月に国土交通省が策定した「環境行動計画 -環境危機を乗り越え,持続可能な社会を目指すー」において,今後推進すべき柱のひとつに「社会インフラを活用した再生可能エネルギー等の利活用の推進」が掲げられている。持続可能な社会の実現に向けて,建設分野においても対応を充実・強化することが重要である。このような状況を踏まえ,以下の問いに答えよ。
 このような状況を踏まえ,以下の問いに答えよ。

(1)再生可能エネルギーの利活用の推進が掲げられていることについて,その意義と社会的背景を述べよ。

(2)社会インフラを活用した再生可能エネルギーの利活用事例を1つ取り上げ,社会インフラを活用する上での課題を3つ挙げて,その内容をそれぞれ述べよ。

(3)上記の課題を解決して再生可能エネルギーの利活用をさらに促進させるために,あなたが考える社会インフラの活用に関わる提案を1つ述べるとともに,その提案の効果及びその提案を実現するに当たっての留意点を述べよ。

環境行動計画 -環境危機を乗り越え,持続可能な社会を目指すー

ほとんどのかたはダムや用水路の水力発電あたりを書いたのかなと想像するわけですが、変わったところではソーラーロードなんてのを取り上げているとイイ意味で目立ったかもしれません。

最後に、解答論文の再現だけはしっかりやっておいてください(最低でも問題Ⅲだけは)。筆記試験に合格してから再現していなくて(そして何を書いたのかすっかり忘れちゃって)慌てるひとが毎年います。

それでは次の関門に向けてしばらく英気を養っておいてください。

お疲れさまでした!

2017年7月20日木曜日

技術士試験 選択科目Ⅲ-1

問題Ⅲの課題解決問題、Ⅲ-1が生態系ネットワーク(エコロジカルネットワーク)、Ⅲー2が再生可能エネルギーの利活用でした。

これまでの建設部門共通課題モノとは異なり、ややマニアックというか久しぶりの建設環境に特化したジャンルからの出題でした(とはいえ広い視野であってもぜんぜん対応できますが)。問題文をみたときは、おぉ~、そーきたか!と思いました。だってまるで問題Ⅱ-2-1あたりで問われそうな項目ですもんね。
そういう意味では面白みのある視点でした。

干潮のマングローブ林【沖縄県国頭村安田】

Ⅲ 次の2問題(Ⅲ-1,Ⅲ-2)のうち1問題を選び解答せよ。(解答問題番号を明記し,答案用紙3枚以内にまとめよ。)

 Ⅲ-1 国土全体にわたって自然環境の質を向上させていくためには,国土レベルで,生態系ネットワーク(エコロジカルネットワーク)を確保することが重要である。このような状況を踏まえ,以下の問いに答えよ。

(1)生態系ネットワーク形成によりもたらされる効果を複数挙げ,それぞれの内容について述べよ。

(2)生態系ネットワーク形成に当たって特に重要と思われる技術的課題を2つ挙げ,それぞれについて解決するための技術的提案を複数述べよ。

(3)生態系ネットワークが形成された場合に生じるリスクについて述べよ。

エコロジカル・ネットワークに関する調査

実は今年は河川法改正20周年ということで、本ブログでも「多自然川づくり」を推していたわけですが、残念ながら直接には問われませんでした。
でもこの『生態系ネットワーク』でその多自然川づくりがほぼそのまま使えたのではないかと思っています。
わたしのオススメであらかじめ準備していらしたかたは、そうされたのではないかと思っています。
ギリギリセーフ、だといいのですが。

2017年7月19日水曜日

技術士試験 選択科目Ⅱ-2-2

つづいてⅡ-2-2の歴史まちづくりです。
昨年の低炭素まちづくりに続く、まちづくりシリーズとも言える都市計画系の出題ですね。

とはいえ、昨年の低炭素まちづくりと同様に、実際に携わった経験のあるひとにしか書けないかもしれませんね。
問題Ⅱ-2は経験のないひとにとってはホントに難しいです。
となると、どのみちアセス関連は毎年必ず出るわけですから、環境アセスをしっかり頭に叩き込んで臨むのが確実です。

Ⅱ-2-2 歴史的建造物が残されている地方都市の中心市街地において,その建造物を地域固有の景観資源として活用したまちづくりに取り組むこととなったことを踏まえ,以下の問いに答えよ。

(1)あなたが想定した,歴史的建造物を具体的に挙げ,その建造物が置かれている状況を述べよ。

(2)その歴史的建造物を保全・活用することができる法律や制度の概要を説明し,建造物が置かれている状況に対して,それらの法律や制度を適用する目的を述べよ。

(3)(2)で挙げた目的を実現するために,ハード面とソフト面における具体的な対応策をそれぞれ述べよ。

(4)(3)で挙げた具体的な対応策を進める際に留意すべき点を述べよ。


にし茶屋街【金沢市】


宗像市も世界文化遺産に認定されましたし、インバウンド花盛りでもありますから、こういった歴史文化を基点としたまちづくりはこれからますます盛り上がることでしょう。
そのぶん我々建設環境の技術者は社会的に重要な役割を担うことが期待されている、というわけですね。

2017年7月18日火曜日

技術士試験 選択科目Ⅱ-2-1

つづいて「選択科目」に関する応用能力について試される選択科目Ⅱ-2です。
ひとつめはもう王道ともいっていい出題分野の第1種事業の環境アセス(環境保全措置~回避低減、代償措置)、もういっこはやや想定内の歴史まちづくりでした(2つ目は都市計画系のパターンとも言えますね)。
とはいえ、ほとんどのかたはひとつめを選んだのではないでしょうか。

Ⅱ-2 次の2設問(Ⅱ-2-1,Ⅱ-2-2)のうち1設問を選び解答せよ。(解答設問番号を明記し,答案用紙2枚以内にまとめよ。)

Ⅱ-2-1 環境影響評価法に定める第一種事業に当たる建設事業が計画されており,あなたは担当者として,この事業に関する方法書以降の手続に係る環境影響評価を行うこととなったが,以下の問いに答えよ。なお,環境保全措置については複数案の比較を通じて検討した結果,回避,低減,代償の措置が取られることとなった。

(1)あなたが想定した建設事業の概要と,その事業が実施される地域の状況を具体的に述べよ。

(2)(1)で述べた地域の状況との関連性を踏まえ,この事業による環境影響を想定して,影響要因及び影響を受ける環境要素の項目(以下「環境項目」という。)を3つ挙げよ。また,それらを選定した理由を併せて述べよ。

(3)(2)で選定した環境項目から2つ選び,実施することが適切であると考えられる環境保全措置の内容を説明せよ。ただし,1つ目の環境項目は回避・低減措置の内容を,2つ目は代償措置の内容を説明せよ。このうち,代償措置については,当該措置をとるに当たって行った複数案の比較検討の内容を説明せよ。


沖縄生物界のレジェンド、池原貞雄先生と
【沖縄県国頭郡東村】

第1種事業であることを設定することは言わずもがな(過去問に真面目に取り組んでいた方はバッチリだったですよね?)、今回は、回避・低減&代償措置についてのものでした。回避低減はわりと書きなれていると思いますが、もしかしたら意外と代償措置についての準備がなかったひともいるかもしれません。実際の経験業務で取り組んだことがあれば問題ないのですが、そういった経験がなく、さらに代償措置について予習準備をしていなかったら、もしかしたら納得のゆくようには書けなかったかもしれません。特に代償措置については「複数案の比較検討」過程を書かないといけませんしね。

とにかく、建設環境の技術者であればスラスラ書いてほしい問題です。
これが書けないようでは厳しいことを言うようですがまだまだです。「出直してこい」と言われても仕方ありません。

2017年7月17日月曜日

技術士試験 選択科目Ⅱ-1

筆記試験、お疲れさまでした(^^)/
秋田では大雨があったようですが、試験会場のある箇所では今年も日本全国どこも天変地異的なことには見舞われなかったようで安堵しています。
沖縄は試験終盤の16時頃にスコールがあった程度でした。

皆さん、どうでしたか。

今年も記述問題で問われるジャンルについてはここ数年の傾向そのままに建設環境そのものでしたね。
要求レベルも順当だったし、出題方法も昨年と変化はなかったので、昨年度試験を踏まえていればそこそこ準備できたのではと想像します(昨年、一昨年と同じコメントになっていますね)。

今年も試験監督をしましたけれども、例年よりは少ないものの記入ミス(受験番号の書き間違いや問題番号の書き忘れなど)の答案がチラホラあったようです。もったいないですねえ。とは言っても今年は建設環境系の教室ではなかったのでアレですが。
とにもかくにも10月31日(火)の発表が待ち遠しいですね。

帰宅してブログの閲覧数をチェックしたところ、9時、11時、14時、17時にピークがきていました。先日に連投した要チェック分野まとめシリーズの記事が集中的に閲覧されていたので、10時の試験前、必須科目が終わった11時半からの選択科目Ⅱの前、選択科目Ⅲの前、そしてなぜか試験終了後にも跳ね上がっています。
試験速報を期待していただいているのでしょうか。これは早くアップしないとですね。

Top of the world,勝ち抜けましょう!
【沖縄県】

それでは以下に、試験問題(記述もの)を振り返ってみましょう。

まず、Ⅱ-1の4つの設問から2問を選ぶスタイルの専門知識問題です。
  • 外来種防止行動計画
  • 閉鎖性海域の環境保全目標
  • 気候変動を考慮した防災対策、減災対策
  • 土壌汚染による有害汚染物質の摂取経路
外来種、閉鎖性水域、気候変動対策としての防災減災、土壌汚染対策法、これらすべて過去に問われていますよね。問い方の角度、項目をちょこっと変えているだけです。過去問にしっかり取り組んでいた方は何かしら書けたのではないでしょうか。どの問題を選ぼうかと迷っちゃうくらいだったかもしれません。
しかし3つ目の防災減災は、環境配慮とかではなく、防災減災対策そのものが問われていますよね、ビックリしました。建設環境というよりも建設部門全体共通テーマじゃないですか。「気候変動を考慮したインフラ整備」というところが建設環境担当になるのでしょうか(まさかそんなわけはないとも思うわけですが)。ごちゃごちゃ書きましたが、もしかしたらこれにグリーンインフラを絡めたかたもいたかもしれませんね。

9-11 建設環境【選択科目Ⅱ】
Ⅱ 次の2問題(Ⅱ-1,Ⅱ-2)について解答せよ。(問題ごとに答案用紙を替えること。)

Ⅱ-1 次の4設問(Ⅱ-1-1~Ⅱ-1-4)のうち2設問を選び解答せよ。(設問ごとに答案用紙を替えて解答設問番号を明記し,それぞれ1枚以内にまとめよ。)

Ⅱ-1-1 我が国では,生物多様性条約第10回締約国会議で採択された愛知目標の達成に向けて行動計画を策定し,各主体がさまざまな施策や事業,行動等に外来種対策の観点を盛り込み,計画的に実施しているところである。この行動計画において,外来種対策を進めるに当たっての基本的な対策の考え方を2つ述べよ。また,1つの主体を挙げ,求められる役割を述べよ。

Ⅱ-1-2 平成27年の「瀬戸内海環境保全特別措置法」の改正に当たっては,瀬戸内海を「豊かな海」とするための取組を推進することが定められた。このように閉鎖性水域における環境保全に係る施策を「豊かな海を目指して推進する際の目標として考えられることを,幅広い観点から3つ示し概説せよ。また,それぞれの目標ごとに,目標達成のための具体的な施策を1つずつ挙げよ。

Ⅱ-1-3 気候変動を考慮したインフラ整備の将来計画を立案するに当たり,「比較的発生頻度が高い*外力に対する防災対策」及び「施設の能力を大幅に上回る外力に対する減災対策」について対策立案の基本的考え方をそれぞれ説明した上で,それらに応じた具体的取組について示せ。
 *外力:災害の原因となる豪雨,高潮等の自然現象

Ⅱ-1-4 土壌汚染対策法が想定している土壌汚染による特定有害汚染物質の摂取経路を2つ挙げ,土壌汚染対策法により指定される有害汚染物質に係る基準について摂取経路を関連づけて経路ごとに説明せよ。また,土壌汚染状況調査の結果,汚染状態が基準に適合しない場合における区域指定について,汚染除去等の措置の必要性と関連づけて説明せよ。
  1. 外来種防止行動計画
  2. 瀬戸内海環境保全特別措置法の一部を改正する法律について
  3. 気候変動適応計画
  4. 土壌汚染防止法の概要
先日、予想した「平成29年度技術士試験 要チェック分野まとめ(Ⅱ‐1)」では、
①グリーンインフラ(生態系を活用した防災減災)
②生態系オフセット
③建設リサイクル(リサイクル材の利活用、建設廃棄物処理、災害廃棄物)
④環境アセス手続き(特に環境保全措置等の結果の報告・公表)
⑤再生可能エネルギー(洋上風力発電)
⑥パリ協定(温暖化対策)、ブルーカーボン
⑦歴史的風致の維持向上(歴まち法)
⑧都市緑地
⑨多自然川づくり
⑩水循環基本計画(水辺空間の保全・再生・創出)
としましたが、どれも外れちゃいましたね。

ただし皆さんご存知かとは思いますが、問題Ⅱ-2(環境保全措置、歴まち法)で掠りましたよね。Ⅲは再生可能エネルギーでしたし(ただし洋上風力ではないんですが)。

ちなみに「生態系オフセット」については環境部門(自然環境保全)のⅡ-1-4、個人的に注目していた「パリ協定」については環境部門(環境保全計画)のⅢ-1で出題されました。

こうしてみると、わたしとしてはそんなに的外れではなかったという印象なのですが、皆さんはどのように受け止めましたか?

Ⅱ-2は次回とします。

2017年7月8日土曜日

いよいよですね

試験前の最後の週末、いかがお過ごしでしょうか。
この休みでこれまで練り上げた論文をシャーペンで試し書きするひとも多いかもしれませんね。
もうここに至っては、論文の構成をアレコレこねくり回すのではなく、実際に鉛筆(シャーペン)を使って手書きで書いてみてください。
それ以外の時間は総監部門、建設部門ともに、頭を切り替えて択一対策に専念するのもオススメです。
そしてこれからの残り1週間は(いつも書いていることですが)試験本番のそのときそのいちにちに体と心の調子をトップの状態にもってゆくべくアスリート感覚で調整することを第一に心がけてください!

皆さんの実力がそのまま発揮できますように
【福岡県太宰府市】

●生活リズムを早寝早起きにスライドさせましょう。
これは試験本番の午前10時から午後5時まで脳みそが活発に活動できるようにするためです。

●うがい手洗いを面倒がらずにやりましょう。
風邪をひいたらたいへんです。梅雨明けした沖縄は真夏で安定していますが、そのほかの地域では梅雨の影響もあって雨やら猛暑やら天候がとても不安定です。
とはいえ、わたしの住む沖縄では昨日「インフルエンザ注意報」が発令されました。皆さんも気を付けましょう。

●なにもやらないのも精神的によくないので、添削を受けた回答論文の完成版を1日に1~2回は手書き練習しましょう。
※やりすぎ注意です。以前、やりすぎで腱鞘炎になっちゃったひとがいました。

●まとまった時間があれば択一試験の過去問題や想定問題を解いてみましょう。
これは現在の知識が合格レベルに達しているかどうかを確認することよりも、設問にある「間違ったものを選べ」とか「正しいものを選べ」などの要求事項の読み間違いをしてしまわないかどうかのチェック(というか訓練)に力点を置いてください。

●試験本番の持ち物リストを作成し、準備できるものは準備しておきましょう。
受験票は当然のこと、書きやすいシャープペンシル、替え芯、消しゴム(1文字づつ消せるノック式もオススメ)、腕時計、電卓、タオルなど
持ち物(持ち込み不可、机上に置くこと不可のもの)については平成29年度 技術士第二次試験筆記試験 当日の注意事項等を確認してください。

●わたしが受験するときには、栄養ドリンクを2本(午前用、午後用)を準備しておいて、試験開始30分前くらいに一気飲みしていました。脳にブドウ糖を注入するんです。
そのほか私的な準備品リストは、当日のお昼ご飯として、おにぎり2個、ペットボトルのお茶かミネラルウォーターを1本。
とにかくお昼はガッツリ食べると脳に血液が行かなくなりますので注意が必要です。不足分は飴などのひと口モノを試験の合間の休憩時に放り込むくらいで調整してもいいかもしれません(試験中は不可です)。
わたしはじゃっかん空腹気味のほうが脳みそが冴えるんですよね。

●会場も事前に下見ができる境遇のかたはやったほうがいいと思います(特に初めて受験するかたは)。
下見ができなくても(できてもですが)、試験当日は早めに会場に着くようにしてください。精神的なゆとりが全然違います。
もし遅刻寸前で慌てて会場に駆け込むと、それだけで心拍数がハネ上がりますし、そんなことではとてもじゃないですがフレッシュな酸素と豊富な栄養を運んでくれる血液が体中に散らばっちゃって受験に必要な質と量の血液が肝心の脳に供給されませんからね。
だいたい試験に際しての注意事項を聞き逃す(頭に入らない)リスクが増大します。
不利なことこの上ないです。

今年はこれまでと次の点が変更になりました。気を付けてください
※昨年度までは答案が完成した受験者の途中退室を認めていましたが、今年度からは、試験時間中の途中退室は認めません。ただし、試験開始60分以降の手洗いのための一時退室と棄権による退室は可能です。(「受験上の注意事項」17、18)

17.試験験時間終了前に答案用紙を提出して受験を終了することはできません。
18.各試験科目の試験開始後60分を経過してからは、手洗いのための一時退室、又は棄権による退室は認めますが、希望するときは、必ず手を挙げ監督員の指示に従って下さい。無断で退室した場合は、「失格」となります。なお、一時退室の際、携帯電話(スマートフォン、PHS含む。)、パソコン、ウェアラブル端末(スマートウォッチ等)、タブレット端末等の通信機器・電子機器を持ち出すことは禁止します。

●面接試験ではないので服装はなんでもいいのですが、冷房の効き具合、風の当たり具合が座席によって異なりますので、会場が暑くても寒くてもどちらでも対処できるように、わたしはTシャツに長ズボンといった格好で、薄い長袖シャツは羽織る感じでもって行きました。くつは足にやさしいジョギングシューズがオススメです。サンダル履きのひともよく見かけますね。
とにかくふだんの自分の実力が発揮できるようなものがイイと思います。
ここ数年はよく試験監督を任されることが多いのですが、檀上から受験生の皆さんを眺めますと、女性は身嗜みが整っているのに対して、男性はユルユル、ダルダルのひとが多いです。社会的な無言の圧力を文句も言わずに黙々と乗り越えている女性の皆さんに思いを馳せないわけにはゆかず、やっぱりそんな女性には頑張ってほしいとつい力が入っちゃいますね。ですがもちろん心の中で応援することしかできませんけどね。

●その何回か試験監督を務めた経験から、最後にこのブログを読んでくださっているひとたちにお伝えしておきたいことがあります。
それは、受験番号、氏名、問題番号などの記入ミス、未記入ミスが、毎回、毎教室、必ず発生している!ということです(昨年も何名か見かけました)。
監督員から直接にミスの該当者に伝えることはできません。それでもなんとかわかってもらいたいという忸怩たる思いがマックス極まります。ざんないとはこのことです。
試験終了前に試験監督が「もう一度、受験番号や問題番号等の記入漏れがないかしっかり確認してください」と言ったら、素直に確認してください。
時間もないのでそれどころじゃないのもわかりますが、そもそも上記のようなミスをしていたら「失格」ですからね。不合格どころか採点もありません。
1年がムダ、とまでは言いませんが、徒労感甚だしいだろうし、そこから復活するのにも時間がかかると思います。

がんばってください!

2017年7月1日土曜日

国土交通白書 2017

国土交通白書がリリースされました。
昨年の「生産性革命」路線をそのままに、「イノベーションが切り拓く新時代」と銘うち、i-Constructionなど最新の動向と近未来に向けた展望、そして立ちはだかる課題について、国土交通行政からの視点でまとめられています。

こまごましたことは抜きにして、大枠の方向性を把握して、2週間後の試験に臨んでください。

ガントリークレーン【那覇港国際コンテナターミナル】

「平成28年度国土交通白書」の閣議配布
 ~ イノベーションが切り拓く新時代と国土交通行政 ~

平成29年6月30日
 国土交通省では、本日、平成28年度国土交通白書を閣議で配布し、公表します。
 今回の白書では、“イノベーションが切り拓く新時代と国土交通行政”をテーマに、国土交通省において現在取り組んでいる、i-Constructionや自動走行等の先進的な取組事例を紹介し、今後のイノベーションの創出と社会実装に向けた国土交通分野における課題、未来に向けた国土交通行政の役割について記述しております。

概要




2017年6月28日水曜日

「ダム再生ビジョン」の策定 ~頻発する洪水・渇水の被害軽減や再生可能エネルギー導入に向けた既設ダムの有効活用~

年頭にも投稿した「ダム再生ビジョン」ですが、はやくも策定されました。
建設環境分野では気候変動適応策あたりでよく使われるネタですが、この機会に最新のビジョンに沿った内容にアレンジすると評価が高まることでしょう。
読んでいて好印象で受け止められると思います。これもいわゆる印象操作になるかもしれませんね。

我喜屋ダム【伊平屋島】

「ダム再生ビジョン」の策定
~頻発する洪水・渇水の被害軽減や再生可能エネルギー導入に向けた既設ダムの有効活用~

平成29年6月27日

この度、既設ダムを有効活用する「ダム再生」を加速する方策を示す「ダム再生ビジョン」を策定しましたのでお知らせします。
本ビジョンでは、ダムの長寿命化、施設能力の最大発揮のための柔軟で信頼性のある運用、高機能化のための施設改良などの既設ダムの有効活用を加速するための方策をとりまとめております。
 

 近年における厳しい財政状況等の社会情勢、洪水・渇水被害の頻発や気候変動の影響の顕在化、既設ダムの有効活用の様々な特長※1やこれまでの事例の積み重ねによる知見の蓄積、これを支える各種技術の進展※2等を踏まえれば、ソフト・ハード対策の両面から既設ダムを有効活用することの重要性はますます高まっています。

 国土交通省では社会全体の生産性向上につながるストック効果の高い社会資本の整備・活用等を加速することとして、「生産性革命本部」を設置しており、「生産性革命プロジェクト」の一つとして、既設ダムを有効活用する「ダム再生」を推進しているところですが、この度、有識者での検討会等を経て、ダム再生を加速する方策を示す「ダム再生ビジョン」を新たにとりまとめました。

 今後、本ビジョンで示した方策を具現化し、頻発する洪水・渇水の被害軽減や、再生可能エネルギーの導入などに積極的に取り組んで参ります。

 ※1既設ダムを有効活用する「ダム再生」の特長
   ・利水容量を洪水調節に活用するなど運用改善だけで新たな効果を発揮
   ・ダム堤体のわずかな「かさ上げ」で貯水容量を大きく増加 など
 ※2「ダム再生」を支える各種技術の進展
   ・レーダ雨量計の高性能化によるダムの運用改善
   ・ダム貯水池における高い水圧がかかる大水深での大口径の堤体削孔 など

 【資料】
  1. ダム再生ビジョン 概要
  2. ダム再生ビジョン 本文

    「ダム再生ビジョン検討会」の資料等は、下記URLよりご覧ください。
    http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/dam_saisei_vision/index.html

添付資料

報道発表資料(PDF形式:159KB)PDF形式

2017年6月27日火曜日

都市のスポンジ化

藤井四段、快進撃ですね。あの環境下であの落ち着きぶり、そして劣勢をも跳ね返す精神力、少しでも技術士筆記試験本番中の気持ちの持ちようの参考(というか励まし)になるといいですね。

ところでブログのアクセス数が急激に伸びています。
この週末、皆さんが筆記試験対策にあたって活用してくださっていることが伝わりうれしく思っています。やはり早めにまとめておいてよかったですね。
残り3週間、フルスロットルで頑張ってください!

今回ご紹介いたしますネタは本命テーマではないのですが、人口減少社会を見据えた話をする場合やコンパクトシティに関する話をするときに「都市のスポンジ化」についても触れていると、それだけで試験官の印象はだいぶUPするのではないかと思います。いわゆる印象操作ということになるのかもしれませんが。
ともかく積極的にご活用ください。

将棋堂【東京都渋谷区】

都市のスポンジ化対策としての 地域運営組織の活用 ... - みずほ総合研究所

第6回 都市計画基本問題小委員会の開催
~都市のスポンジ化対策について論点を整理し、対策の方向性を議論します~

平成29年6月26日
 国土交通省では、6月29日に、第6回都市計画基本問題小委員会を開催します。
 今回は、7月の中間取りまとめに向け、都市のスポンジ化対策について論点を整理し、対策の方向性を議論します。

 都市計画基本問題小委員会は、人口減少社会で顕在化しつつある、「都市のスポンジ化」などの都市をめぐる様々な課題への対応方策を調査・検討するため、社会資本整備審議会に設置されました(委員、スケジュールについては、別紙参照)。
 第6回小委員会では、これまでの議論を踏まえ、7月の中間取りまとめに向けて、都市のスポンジ化対策について、論点を整理し、対策の方向性を議論します。
 第6回の詳細は下記のとおりです。

1.日  時:平成29年6月29日(木)15:00~17:00

2.場  所:国土交通省6階 都市局局議室
       (東京都千代田区霞が関2-1-3中央合同庁舎3号館)

3.議  題:
 ・論点整理、対策の方向性

※ 報道関係者傍聴可。会議冒頭(議事に入るまで)のみカメラ撮り可。
(傍聴を希望される場合は、6月28日(水)15:00までに所属、氏名、連絡先を下記まで登録してください。)
※ 配布資料及び議事録は、後日以下の国土交通省HPに掲載します。
  また、過去の会議資料についても同HPに掲載しております。
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/s204_toshikeikakukihonmondai_past.html

添付資料

開催について(PDF形式)PDF形式
委員名簿について(PDF形式)PDF形式

2017年6月21日水曜日

平成29年度技術士試験 要チェック分野まとめ(Ⅲ)後編

前回、熱が入るあまりにあまりにも長文になっちゃったので2回に分けました。
どちらかというと皆さんが興味をお持ちなのはこっちのほうだと思うわけですが、設問の対象となる「(建設環境)に係わる社会的な変化・技術に関係する最新の状況」や「(建設環境)共通する普遍的な問題」について具体的にどういったことが問われているのか、これまでの出題テーマから探っていきましょう。

H28
気候変動適応策
大規模津波災害からの復旧復興事業における自然環境への配慮

H27
コンパクトシティと環境配慮
建設副産物の3R推進策

H26
防災減災と生物多様性
インフラ更新と環境配慮

H25
低炭素都市づくり
閉鎖性水域の水質改善策

いずれも建設部門共通の社会的課題について建設環境の技術者としてどのようにアプローチするか(課題を抽出してそれをどのように解決を図るのか)が問われています。

建設部門共通の社会的課題のほうは、白書で取り上げられるような社会的課題に対して、建設環境の技術者としての取り組みを書けるかどうかになるのではないでしょうか。

なにかと話題の【渋谷区】

建設部門の共通課題(国土のグランドデザイン2050)としては、これまでにも出題されているものも含めて
人口減少社会(H27?)
少子化・高齢化社会(H27?)
③防災減災(H26・H28)
インフラ更新(H26)
⑤災害復興や東京オリンピック等に向けての建設ラッシュ(H27・H28)
⑥気候変動適応策と緩和策(H28)
⑦低炭素都市づくり(H25)
⑧観光立国
⑨建設産業の活性化・技術継承
⑩建設事業の海外展開
生産性の向上~i-Construction
があり、

建設環境独自のものとしては、
⑫環境改善(閉鎖性水域の保全再生)(H25)
がありました。
環境改善ものとしては、水質のほかにも底質(水質みたいなものですが)、自然再生事業都市緑化などもあるかもしれません。

今年は河川法改正20周年ということもあり
多自然川づくり
あたりが来るのではないかと予想しています。
「過去を振り返り今後に活かす」というテーマで出題されるのではないでしょうか。
これまでの取り組みの成果(効果)、解決されていない課題及び新たに浮かび上がった課題、その解決策、その留意点です。

そのほか、現在策定に向けて検討中ですが
ダム再生ビジョン
というのもあります。ただしこれは来年、さ来年になるかもしれません。

⑮地震災害からの復旧復興における環境配慮(廃棄物関連)
⑯土砂災害からの復旧復興における環境配慮(自然環境)
なんてのも昨年の問題をパクリ過ぎな感じもいたしますが、骨子程度には整理しておいて損はないと思います。

たくさん挙げてしまいましたが、なにがテーマとなっても建設環境の技術者としての対応はそんなにはバリエーションはないと思います(解答ネタ、解答パターンとして)。
要はどんなテーマであっても環境負荷低減を図ることでボトルネックを解決解消し、課題を達成するということです。あるいはボトルネックを解決解消して課題である環境負荷低減を図るということです。この軸さえブレなければ大丈夫です。
この際、カギとなるのが「ボトルネックの抽出」になります。
ここでご自分の解決策を展開しやすいボトルネックを抽出できるかどうかで、あの短い限られた時間で回答論文を書ききることができるかどうかが決まるのではないでしょうか。

頑張ってください!

*ボトルネックとは、課題の達成を阻む問題点のことで、近年の問題文では「技術的課題」とも。

2017年6月19日月曜日

平成29年度技術士試験 要チェック分野まとめ(Ⅲ)前編

試験直前の振り返り、最後に2つの設問から1問を選ぶスタイルの課題解決能力が問われる問題Ⅲです。
課題解決能力とは何ぞや、というところですが、「平成25年度技術士第二次試験の内容について」によると、「論理的かつ合理的に解決策を策定できる能力」とあります。
その試験内容は、
・「選択科目」に係わる社会的な変化・技術に関係する最新の状況や「選択科目」に共通する普遍的な問題を対象とし,これに対する課題等の抽出を行わせ,多様な視点からの分析によって実現可能な解決策の提示が行えるか等を問う内容とする。
ということです。

論理的、ということですから、これは従来から確認されている技術士の資質である論理的考察ができるかどうか、そしてそれを試験官に伝えることができるか、がキモです。
これには骨子(表)で整理して記述するクセを身につけると、書き間違うことはありません。骨子(表)についてはこれまでにも何回か記述していますし、SUKIYAKI塾のHPにも詳しいのでそちらをご確認ください。

突然の陥没からわずか1週間で復旧【博多駅前】

それから課題等の抽出、これについてはいわゆるボトルネックの抽出です。
近年は技術的課題とも呼ばれています。実はこれができているかどうかでほぼ合否が分かれるといっても過言ではありません。わたしが行っている添削講座でもほぼこの「課題の抽出」についての指導になっています。それだけ皆さんが苦手としている部分です。ここをクリアすると一足お先に「合格」することができます。

また、多様な視点からの分析も重要です。
一面的でなく多面的な視点が求められています。よく受講生から多面的(多様)な視点とはどういったものなのでしょうか、という質問を受けますが、定義はないので多面的でさえあれば試験としてはOKです。多面的については設問(1)か(2)で問われています。ここでは課題について幅広い視点(多様な視点)から記述していることを表現してください。いっぺんに書こうとするから書けないんです。センテンスで区切るなり、項目だてするなり、ひとつの面づつ箇条書きでもいいので書き分けてください。

物事にはいい面だけでなく悪い面もあります。
プラスの効果だけでなくマイナスもあります。
あるいは環境保全とインフラ整備はトレードオフになっている場合が多いです。
さらには予算は限りがあるわけですからどれだけ素晴らしい提案内容だとしても資金面が追い付かなければ実現可能性は下がってしまいます。
益をこうむる人もいれば犠牲を強いられる人も出てきます。下流側を守るために上流側を犠牲にせざるを得ないなどがありますよね。
そして生物多様性保全には4つの危機的側面があります。
あるいはいろんな地域として森、川、海、や都市と地方。
はたまた時間的に異なる側面として計画段階、施工段階、維持管理段階、等々。

白書や解説書、そのほかいろんな資料ではあることについて説明があったあと、「一方で、~」というのがありますよね。これが別の面について述べているもので、つまり多面的な視点になります。
なお、多面的とはいえ、たくさん書きすぎてもしょうがないので、数の指定がなければ3つくらいにまとめるのが無難です。

今回はこれで時間切れとなりました。
対象分野の傾向と予想は次回とします。

2017年6月17日土曜日

「持続性ある実践的な多自然川づくり」に向けて

河川法改正20年、定期的に委員会が開催されていましたが、提言がまとめられ発表されました。
河川環境の整備と保全のため「持続性ある実践的な多自然川づくり」を推進してゆくのは、誰あろう、われわれ建設環境の技術者をおいてほかにありますでしょうか。
順応的に挑戦し続けるべきであること」なんて書いてありますよ。凄いです、現場主義に徹しています。われわれ現場の技術者に向けたメッセージと受け止めていいと思います。

水前寺江津湖公園【熊本市】

「河川法改正20年 多自然川づくり推進委員会」提言がとりまとめられました
~「持続性ある実践的な多自然川づくり」に向けて~


平成29年6月16日
 国土交通省では、昨年12月に委員会を設置し、生物の生息・生育・繁殖環境と多様な河川景観の保全・創出を行う「多自然川づくり」のこれまでの成果等をレビューし、今後の方向性について検討してまいりましたが、今般、「提言」がとりまとめられましたのでお知らせします。
 今後はこの提言を踏まえ、河川環境の整備と保全のため「持続性ある実践的な多自然川づくり」を推進してまいります。

 提言は、大きく2つの視点からとりまとめられました。
○「実践・現場視点」常に現場視点で考え、河川環境の整備と保全を現場で徹底し、順応的に挑戦し続けるべきであること
○「持続性・将来性」日常的な河川管理の中で様々な工夫を凝らして河川環境の整備と保全を徹底し、地域社会との関わりを深めていくこと

また、この2つの視点をもとに、以下の7項目について対応方針が示されています。
[1]目標の設定
[2]技術の向上・一連の取り組み過程の徹底
[3]人材の育成・普及啓発
[4]日常的な環境への取り組みの徹底
[5]持続可能な川づくりのための地域連携の強化
[6]変化を踏まえた将来の河川像の検討
[7]国際社会への貢献


◆添付資料
提言「持続性ある実践的な多自然川づくりに向けて」概要(PDF形式:176KB)

◆参考
「河川法改正20年 多自然川づくり推進委員会」の提言や開催状況、資料につきましては国土交通省HP(下記URL)を御参照ください。  
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/tashizen/index.html

2017年6月14日水曜日

平成29年度技術士試験 要チェック分野まとめ(Ⅱ-2)

続きまして、Ⅱ‐2(2つの設問から1問を選ぶスタイルの応用能力問題)です。
応用能力とは何ぞや、というところですが、日本技術士会が平成25年度に試験方法を改正した際に示した「平成25年度技術士第二次試験の内容について」によると、応用能力とは、
これまでに習得した専門的知識や経験等に基づいて、与えられた条件に合わせて正しく問題点を認識し、必要な分析を行ない、適切な業務プロセスや留意すべき内容を説明できる能力
とあります。
具体的にはどんなことが問われるのかを見てみると、
・選択科目に関係する業務に関し、与えられた条件に合わせて、専門的知識や実務経験に基づいて業務遂行手順が説明でき、業務上で留意すべき点や工夫を要する点等についての認識があるかを問う内容とする。
ということです。
業務遂行手順留意点工夫を要する点、というのがキモのようです。

汚濁防止膜【伊是名島】

それでは具体的にどういった業務の遂行手順が問われてきたのか、これまでの出題内容を振り返ってみましょう。
H28
第1種事業の環境影響評価(環境要素ごとの環境保全措置)
低炭素まちづくり計画

H27
建設事業における外来種対策
第1種事業における工事中の環境影響評価

H26
計画段階配慮書
土壌汚染対策

H25
希少種への影響予測と環境保全措置
生活環境への影響予測と環境保全措置

これはもうほぼ環境アセス(のしかも環境保全措置)ですね。環境影響評価法に基づく手続きはもちろん、法アセスに満たない規模も含んだ建設事業にかかる環境配慮(環境負荷低減)に関する手続きが問われています。
これは受験要件を満たした建設環境分野の技術者であれば当然これまでに実績、経験を積んでいるはずです。
建設環境の技術者は大きく、自然環境系、生活環境系、環境影響評価系に大まかに分けられますが、いずれの技術者でも回答できるはずの出題内容となっています。

H29の試験対策としては、
(1)まず法アセスの手続きの流れをしっかり頭に叩き込むこと
(2)ご自分が経験した(あるいは資料が入手可能な)環境アセスの一連の流れ(計画段階から環境保全措置まで)とその内容を概略で結構ですのでチェックしておく

そのほか、
(3)建設事業による環境負荷を低減する技術(つまり環境保全措置)について、その実施手順と留意点を整理しておく
(4)さらに事業の前提条件として「第1種事業」であることがたびたび出題されています。仮に事業規模が指定されていなかったとしても第1種事業で記述してもOKなのですから(たぶん)、この機会に第1種事業の規模は抑えておきましょう。特にご自分が取り上げる予定の事業におかれましては、しっかりと数字(kmだとかhaだとか車線数だとか)を頭に入れておいてください(覚えやすい数字になっています)。なお高速道路建設事業は規模指定がないのでイイかもしれません。

とにかく、
Ⅱ‐2の回答については、APECさんは「業務計画書を作る感覚で」としています。特記仕様書兼作成手順書(問題文です)に沿って業務計画書(回答論文です)を作成するように書き上げればいいと思います。

2017年6月7日水曜日

平成29年度技術士試験 要チェック分野まとめ(Ⅱ‐1)

昨年、各方面から好評いただいた過去問出題ジャンルまとめと出題予想ですが、あまりに試験直前すぎたので今年は早めに考察してみました。
目の前に迫った頂きをしっかり見据えて、試験まで残りひと月、最後のスパート頑張ってください。

遥か伊江島を望む【伊是名島】

まずは過去問を振り返ってみましょう。

H28
①湖沼やダム湖の富栄養化対策
②建設発生土のリサイクル
③騒音対策
④生物多様性民間参画

H27
①生態系サービス
②再生可能エネルギー
③景観重要公共施設制度
④廃棄物最終処分場跡地

H26
①生物多様性4つの危機
②ヒートアイランド現象
③循環型社会
④下層DO

H25
①環境再生における順応的管理
②改正環境影響評価法
③建設リサイクル
④生態系ネットワーク

でした。

日本技術士会が公表している試験内容の解説「平成25年度技術士第二次試験の内容について」を見ると、Ⅱ‐1で問われている『専門知識』の意味する内容は、
・「選択科目」における重要キーワードや新技術等に対する専門的知識を問う。 
とあります。重要キーワード新技術というのがミソですね。

昨今の話題なども鑑みるとH29は以下のようなあたりになるんじゃないかと予想しました(8つ挙げてみました)。

グリーンインフラ生態系を活用した防災減災
生態系オフセット
建設リサイクルリサイクル材の利活用建設廃棄物処理、災害廃棄物)
④環境アセス手続き(特に環境保全措置等の結果の報告・公表
⑤再生可能エネルギー(洋上風力発電
パリ協定(温暖化対策)、ブルーカーボン
歴史的風致の維持向上(歴まち法)
都市緑地

そのほか、
多自然川づくり
水循環基本計画(水辺空間の保全・再生・創出)


なども問題Ⅲ対策を含めてチェックしておかれるとよいでしょう。
いずれにしても重要キーワードや新技術はそろそろ出題分野的に出尽くした感がありますので、今後は過去に出題された分野であっても問いかたを変えてくるようになるのではないかと考えています。
そういった意味では、これまでの試験で頻出している分野である生物多様性関連と循環型社会関連についてはしっかり基本的知識を整理しておく必要があります。

温暖化関連もホントは重要課題なのですが、パリ協定からアメリカが離脱するなどの報道もあるので(もちろん試験問題作成はとっくに済んでいるはずですが)どうなるんでしょうね。ここへきて地球温暖化や気候変動はデータのまやかしだとする日本国内の論調も目に付くようになってきましたが、建設環境としてはあえて問うてほしいですけどね。国土交通省における地球温暖化対策について

2017年6月6日火曜日

平成29年版 環境白書

例年、SUKIYAKI塾沖縄でいごの会の年間最大行事ともいえる「筆記試験対策セミナー」が終わると間もなく発表される環境白書、今年もスケジュール通りにリリースされました。

概要版をみてみますと、
第1章 地球環境の限界と持続可能な開発目標(SDGs)
SDGsが示す世界の現状とSDGsの達成に向けた国内外の取組を概説する。
第2章 パリ協定を踏まえて加速する気候変動対策
パリ協定を踏まえた世界の気候変動対策の潮流と我が国の主要な取組を紹介する。
第3章 我が国における環境・経済・社会の諸課題の同時解決
我が国が直面する社会経済の課題を概観するとともに、環境・経済・社会の諸課題の同時解決に向けた方向性と取組事例を紹介する。
第4章 東日本大震災及び平成28年熊本地震からの復興と環境回復の取組
東日本大震災及び平成28年熊本地震からの復興の現状と環境回復の取組を紹介する。

中身はまだ読んでいませんが、どれも建設環境分野に深く関わっている課題ばかりですね。
時間を作って目次だけでも、そして興味のある箇所だけでもチェックしておいてください。

 【熊本城】

環境省:Ministry of the Environment
平成29年6月6日
総合政策
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平成29年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書について

 平成29年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書は、本日6月6日(火)に閣議決定され、国会に提出されました。
 持続可能な開発目標(SDGs)の採択やパリ協定の発効等、国際社会は持続可能な社会の実現に向けて大きく動き出しています。本年の白書は、「環境から拓く、経済・社会のイノベーション」をテーマとして、SDGsやパリ協定を踏まえた国内外の動向とともに、SDGsやパリ協定の目標達成の鍵となる、環境・経済・社会の諸課題の同時解決に向けた我が国の方向性や取組事例等を紹介しています。
1.環境白書、循環型社会白書、生物多様性白書の経緯について
 環境白書、循環型社会白書、生物多様性白書の3つの白書は、それぞれ、環境基本法、循環型社会形成推進基本法、生物多様性基本法に基づく国会への年次報告です。国民に分かりやすく環境問題の全体像を示し、参加協力を促すため、平成21年版より合冊しています。
 全体の構成としては、第1部・総合的な施策等に関する報告、第2部・各分野の施策等に関する報告からなっています。
2.白書の閲覧及び市販版等の入手方法について
(1)環境省ウェブサイトへの掲載等
 本日閣議決定された「平成29年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」は、PDFデータを環境省ウェブサイト(http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/)に掲載しています。なお、HTML形式のデータについては、6月下旬以降、同ウェブサイトに掲載する予定です。
(2)市販版の入手方法
 「平成29年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」は、政府刊行物センターや政府刊行物取扱書店等で購入することができます(1部2,380円(税別、予価)、6月下旬発売予定)。市販版の入手方法等については、発行元の日経印刷株式会社第三営業部(03-6758-1013)までお問い合わせください。
3.今後の普及啓発について
 白書の内容を広く国民に普及させることなどを目的として、以下のとおり「白書を読む会」の開催や冊子の作成等を予定しています。
(1)「白書を読む会」の開催
 本年の白書に関するテーマやねらいなどを環境省職員が説明する「白書を読む会」を開催します(入場無料)。開催日時・場所等については、別途お知らせします。
(2)「英語版 環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」
 国際社会に対して我が国の環境行政を発信するため、本年の白書の英語版小冊子を作成します。同冊子は、本年秋頃をめどに、環境省ウェブサイト(http://www.env.go.jp/en/wpaper/)にも掲載する予定です。
(3)「環境統計集」
 白書に掲載したデータ等は、機械判読可能なデータ形式で環境省ウェブサイトに掲載します。過去のデータは、環境省ウェブサイト(http://www.env.go.jp/doc/toukei/contents/index.html)に掲載しています。
4.その他
「平成29年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」の印刷工程の電力使用に伴い発生する二酸化炭素(CO2)については、環境省の「オフセット・クレジット制度(J-VER制度)」に基づき発行された東日本大震災における被災地のクレジットを購入し、オフセットしています。

添付資料