2016年1月20日水曜日

平成27年度 口頭試験の振り返り

口頭試験が終了し、平成27年度試験のスケジュールは3月の合格発表を残すのみとなりました。
口頭試験を受験された皆さん、たいへんお疲れさまでした。

そして平成28年度試験に向けた取り組みも始まっています。
わたしの講座の受講生も出願書類作成あるいは筆記試験対策にむけて頑張っています。

平成28年度試験を受験するひとは、いったいどういったことが口頭試験で問われているのかを考えながら受験申込書類を作成してください。決して試験官を無視した独りよがりの一方通行の内容ではいけません。
特に今年の総監口頭試験をみると、出願書類に記載する経歴票(の業務詳細)の体裁がなっていないひとは口頭試験中に説教されてしまったようです。
わたしがかかわったひとでも筆記試験合格後、口頭試験までの期間のアドバイスでなんとか技術士としての相応しさが伝わるシナリオに修正したケースが多いのですが、試験本番では試験官に聞く耳を持ってもらえなかったひともいたようです。
逆に経歴票や筆記答案の内容がバッチリだと、最初の2分くらいで実質的な試問を終え(ほとんど本人確認ですね)、そのあとは雑談で終わったひともいたとのこと。
経歴票の仕上がりで明暗が分かれてしまったわけですね。。。うぬ~

SUKIYAKI塾掲示板に立ち上がったスレッドがとても参考になります。
口頭試験を振り返って【総監部門】

建設環境のほうは専門分野がさまざまなので総監のようにひとくくりに語れない部分が多いのですが、結局のところ、
①経歴票に書いてあることはあなた自身の取り組みなのか(他人のパクリ、虚偽説明かどうか)
②課題解決過程が論理的か(技術士としての相応しさ)
③建設環境科目に相応しい技術分野か
④技術士法を理解し、技術者倫理を備えている技術者か
という例年通りのものでした。
口頭試験を振り返って【一般部門】

経歴票(とくに業務詳細のところ)の記述が受験する部門に相応しい内容ではない場合、総監はもちろんのこと一般部門(建設環境)でも試験時間が大変短いことから、口頭試験でほとんど修正が効かない事例が増えてきたようです。
来年度試験に合格するためには、これまで以上に4月中に経歴票を完璧なまでに作り上げる必要が高まりました。
これから3ヶ月ちょっとの期間でしっかり作りこんでください。
4/27(水)の締切(消印有効)まで、時間があるようでそんなにないですよ。

技術士による第3者目線を欲しているかた、そもそも何を書いていいのかがよくわからないかた、他分野他科目から建設環境に乗り換えるかた、総監受験のかた、わたしでよかったら有料ですがお手伝いしますので連絡ください。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
平成28年度 技術士第二次試験 受験指導添削講座

大名時計博物館~あまちゃんロケ地【台東区谷中】

0 件のコメント:

コメントを投稿