2016年12月24日土曜日

筆記試験論文添削 中期コースの募集を開始

平成28年もいよいよ残りわずかとなりました。
口頭試験のほうもわたしが関わった総監を除く受験生の皆さんは無事に終了しました。
送っていただいた口頭試験の再現記録を拝見すると、わたしと同じ疑問からくる質問もあれば全然違う視点での質問もあり、やはりホンモノの試験官の発したナマの情報はとっても勉強になりますね。
来年度の試験(受験票作成や口頭試験)のアドバイスに活用させていただきます。

現在、来年度試験に向けた講座を開講しておりますが、筆記試験のための論文添削を行う講座の中期コースの募集を新たに開始いたします。


本サービス(添削指導アドバイス)はSUKIYAKI塾とは異なり有料でお受けします。
対象とする技術部門科目は以下の2つです。
●建設部門建設環境
わたしの専門はどちらかというと自然環境に関する分野ですので生活環境の保全に関する現場感覚はやや劣るかもしれません。しかしながらこれまで添削するうえで支障はありませんでした。
また、他の部門科目(例えば環境部門など)についてはご希望であればお引き受けしますが、専門技術に関する指導はできませんので論理構成や文章に関する指導アドバイスとなります。

●総合技術監理部門
総監については科目を問いません。ただし建設-建設環境以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります。
ご希望のかたには、平成29年1月23日で頒布が終了した「技術士制度における総合技術監理の技術体系(第2版)」(いわゆる青本)のテキストデータを差し上げます。なお一部内容を最新の法律等に合わせて書き換えています。

下記の5つのコースを設けました。
※併願・重願の場合はそれぞれの部門科目単位で受け付けます。

①平成28年度筆記試験の再現論文に対するコメント評価
内容:再現論文のコメント評価を行います。建設環境は選択科目Ⅱ-1×2つ、Ⅱ-2、Ⅲの合計4つ、総監は記述論文(必須科目Ⅰ-2)です。
不合格要因を推定することもできます。
原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
返信回数:各設問に対し、1回のコメントとそのコメントを受けての再質問・返信を1回の計2回
料金:3,000円

【平成29年度試験対策】
②出願書類作成コース
期間:受付完了時から平成29年度試験の申込期限日の7日前まで書類を受け付けます。
内容:受験申込書の記載内容と業務経歴票(5行の業務経歴と「業務内容の詳細」)についての添削指導を行います。平成29年度の様式が正式発表されるまでは平成28年度様式で添削指導を行い、平成29年度様式が発表され次第、あらためて添削指導いたします。
うまく作成できないかたには業務経歴のたな卸しと詳細業務の骨子の作成アドバイスからスタートします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただしわたしがOKと判断したらそこで終了とすることもあります。
料金:15,000円

③筆記試験論文添削 中期コース(3~6カ月)
期間:平成28年12月24日から受付を開始します。受付完了時から平成29年度筆記試験日の7日前まで論文を受け付けます。
内容:建設環境については選択科目ⅡとⅢを、総監については記述論文(必須科目Ⅰ-2)の添削指導を行います。基本的に過去問題に対する回答論文の添削です。原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
論文の仕上がり具合に自信がないかた、文章作成が苦手なかた、論理的思考が苦手なかた、専門技術分野が偏っているかた、それぞれに応じた指導をいたします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただし複数の論文を同時並行では添削しません。わたしが次の問題に移ってOKと判断してから別の設問に取り組んでください。
料金:20,000円

【注意事項】
●本サービスは、Gmailを使用して行いますので、Gmailの送受信が可能な環境であることが必須条件です
●本サービスに使用するファイル形式はPDFもしくはMS Wordファイルのみです。これ以外のファイルは原則として対応できません
●添削指導の対象である経歴票や論文等はメールに添付してお送りいただきます
●メール受信後、添削コメント等を返信するまでに最大4日間の日数をいただきます
●総監については科目を問いませんが建設-建設環境以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります
●領収書は発行いたしません
●振込手数料はご負担ください

本サービス(添削指導アドバイス)をご希望されるかたは上記の内容を確認いただいたうえで下記のフォームにてお申込みください。お申込みの時点で上記の注意事項に同意いただいたものとします。
フォームを受信後、遅くとも翌日中には振込先の銀行口座をご案内するメールをGmailで返信いたします。
※3日以上経過しても返信がない場合はGmailとのやりとりが不可能な環境と思われます。その際はお手数ですがご自身で設定等を調整したうえで再度ご応募ください。

★お申込みはこちらからお願いします

2016年12月15日木曜日

技術士1次試験の合格発表!

本日、技術士第1次試験の合格発表がありました。
合格された皆さん、おめでとうございます。

官報(本日より30日間閲覧可)で実名をチェックしてみたら、9月にAPECさんをお招きして開催した一次試験対策セミナーの受講生のお名前がそこここにありますね。
さらには知り合いと思しきひとのお名前が目に飛び込んできてとっても嬉しいです。

受験資格のあるひとはぜひ来年7月の海の日に行われる2次試験(筆記試験)にチャレンジしてください!
7か月ありますのでしっかり準備できさえすれば合格できます、本当です。
まずは平成25年度以降の過去問をチェック、そのあと経歴票を作成する準備に取り掛かかるのがいいと思います。

一昨年の事例ですが、1次試験の合格から7か月後に2次試験の筆記試験に合格し、1次試験の合格からちょうど1年後に口頭試験を受け、翌3月に見事合格、技術士となられたかたを知っています。
つまり、いまから1年後にはもう口頭試験を終え、合格発表を待つばかりとなっているわけです。
1次試験合格からちょうど1年後に口頭試験を迎えることになるとはもしかしたら本人は思いもよらなかったかもしれませんが、要領よくコツコツと取り組んでいたらそういうこともあるんですよね。
決して珍しい事例ではないと思いますよ。

このブログは主に2次試験受験者向けに発信しています。
よかったら参考にしていただいて試験に取り組んでいただけたら幸いです。

そして昨年から2次試験対策講座を設けています。
H29年4月末に締め切られる受験申込書類の作成を指導する「②出願書類作成コース」をはじめ、筆記試験対策としてご好評いただいている「③筆記試験論文添削 長期コース(7~11カ月)」もあります。
年末(年始)頃から「④筆記試験論文添削 中期コース(3~6カ月)」の募集を開始する予定でいます。よかったらチェックしてください。
添削講座のご案内

次は二次試験ですよ!
【石西礁湖】

2016年12月7日水曜日

平成29年度試験のスケジュール

知り合いの口頭試験受験生から続々と「無事に終わりました」の知らせが届いています。お疲れさまでした。3月が楽しみですね。
総監のひとは気を抜くことなく頑張っておられますでしょうか。業務のほうがお忙しいと思いますので、年末年始休暇中にしっかりと試験用の頭と体に仕上げてください。

さて、日本技術士会から平成29年度試験のスケジュールが発表されました。
口頭試験のデキを大きく左右する申込書類の締め切りまで4か月、合格率1~2割の筆記試験まではあと7か月(実質、半年みたいなもの)です。
次年度試験を受験するひとは気合を入れなおして早めにスタートしてください。

試験会場【沖縄県那覇市 沖縄大学】

平成29年度 技術士第二次試験の実施について

1.受験資格
技術士補となる資格を有し、次のいずれかに該当する者
(1) 技術士補として技術士を補助したことがある者で、その補助した期間が通算して次に定める期間((2)の期間を算入することができる。)を超える者。
・総合技術監理部門を除く技術部門 4年
・総合技術監理部門 7年
(2) 科学技術(人文科学のみに係るものを除く。)に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価(補助的業務を除く。)又はこれらに関する指導の業務を行う者(注1)の監督(注2)の下に当該業務に従事した者で、その従事した期間が技術士補となる資格を有した後、通算して次に定める期間((1)の期間を算入することができる。)を超える者。
・総合技術監理部門を除く技術部門 4年
・総合技術監理部門 7年
(注1)7年を超える業務経験を有し、かつ受験者を適切に監督することができる職務上の地位にある者。
(注2)受験者が技術士となるのに必要な技能を修習することができるよう、指導、助言その他適切な手段により行われるもの。
(3) 科学技術(人文科学のみに係るものを除く。)に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価(補助的業務を除く。)又はこれらに関する指導の業務に従事した期間が通算して次に定める期間を超える者。
・総合技術監理部門を除く技術部門 7年
・総合技術監理部門 10年(既に総合技術監理部門以外の技術部門について技術士となる資格を有する者にあっては7年)

なお、(1)~(3)のいずれにおいても学校教育法による大学院修士課程(理科系統のものに限る。)若しくは専門職学位課程(理科系統のものに限る。)を修了し、又は博士課程(理科系統のものに限る。)に在学し、若しくは在学していた者にあっては、2年を限度として、当該期間からその在学した期間を減じた期間とする。
2.試験の方法
技術士第二次試験は、筆記試験及び口頭試験により行い、口頭試験は、筆記試験に合格した者について行う。
3.試験科目
(1) 試験は、21の技術部門について行う。
(2) 試験科目は、必須科目及び選択科目により行う。
(3) 既に総合技術監理部門を除くいずれかの技術部門の第二次試験に合格している者が、総合技術監理部門を既に合格している技術部門に対応する選択科目で受験する場合は、試験科目のうち選択科目を免除する。
4.試験の日時、試験地及び試験会場
(1) 筆記試験
期日
総合技術監理部門の必須科目
・平成29年7月16日(日)
総合技術監理部門を除く技術部門及び総合技術監理部門の選択科目
・平成29年7月17日(月・祝)

時間 午前9時から午後5時までの間であらかじめ受験者に通知する。
試験地及び試験会場
次のうち、受験者があらかじめ選択する試験地において行う。
北海道、宮城県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県。
なお、試験会場については、6月中旬の官報に公告するとともに、あらかじめ受験者に通知する。
(2) 口頭試験
期日 平成29年11月から平成30年1月までのあらかじめ受験者に通知する日
時間 午前9時から午後5時までの間であらかじめ受験者に通知する。
試験地及び試験会場
東京都 試験会場は、あらかじめ受験者に通知する。
5.受験申込書等配布期間
平成29年4月3日(月)から4月28日(金)まで
6.受験申込受付期間
平成29年4月7日(金)から4月28日(金)まで(土曜日・日曜日を除く。)
受験申込書類は、公益社団法人日本技術士会宛てに、原則郵送(書留郵便(4月28日(金)までの消印のあるものは有効。))で提出すること。
7.受験申込書類
(1) 技術士第二次試験受験申込書(6ヵ月以内に撮った半身脱帽の縦4.5cm、横3.5cmの写真1枚を貼付)
(2) 業務経歴票(証明書)
(3) 上記1.(2)に掲げる要件に該当する者については、技術士法施行規則様式第2の2に定める監督者要件証明書及び第2の3に定める監督内容証明書を提出すること。
(4) 総合技術監理部門の選択科目の免除に該当する場合には、技術士第二次試験合格証の写し、技術士第二次試験合格証明書、技術士登録証の写し又は技術士登録証明書のうちいずれかを提出すること。
8.受験手数料
14,000円
9.試験の実施に関する事務を行う機関及び申込書類提出先
指定試験機関 公益社団法人 日本技術士会
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目10番7号 新大宗ビル9階
電話番号 03-3461-8827
10.合格発表
筆記試験については、平成29年10月に合否を通知する。また、口頭試験については、平成30年3月に試験に合格した者の氏名を技術士第二次試験合格者として官報で公告するとともに、本人宛てに合格証を送付する。筆記試験及び口頭試験の合格発表後、受験者に成績を通知する。
11.正答の公表
筆記試験終了後、速やかに択一問題の正答を公表する。

2016年11月28日月曜日

口頭試験が始まりました

先週末から始まりましたね。
その直前になっちゃいましたが勤労感謝の日の23日に、那覇市でSUKIYAKI塾沖縄でいごの会の口頭試験対策セミナーを開催しました。
午前中はAPECさんによる講義(一般&総監)、午後は模擬面接です。

わたしは総監と建設環境のかたを担当しました。
今回はほかの面接官が公務員のひとが多かったこともあって、わたしにとってはちょっと距離がある公務員受験生のひとに対して鋭い指摘をバシバシくりだしていました。距離があるといっても、わたしが民間コンサルなので、公務員のかたがたの公僕としての立場や発注者としての立場を経験したことがないということです。経験していないと実感としてよくわからない部分がありますからね。それが試験指導の際にお互いに話がかみ合わないことがたまにあるように思うんです。
そういったことから、今回は公務員のかたがたへの微に入り際に入る指摘の数々に、公務員の方に対するチェック項目の数々を具体的に盗むことができました。
出願書類の添削(面談)もそうですが、やはり模擬面接を行うと、いろんなひとの技術者人生を追体験することができてとても刺激的ですね。

建設環境は今週末に集中しているようですので、もうまさに直前ですね。
時間もないですが恥も外聞も捨てて身近な技術士のひとに複数回は面接練習してもらってください。全然違いますから。落ちた後でやっとけばよかったと後悔しますよ。

それから体調管理も大事な試験対策です。東京はとっても寒いようですので(←沖縄目線ですね(笑))体を冷やさないように。
乾燥もしているので喉を潤すことを忘れずに。
試験日までは手洗いうがいも徹底してください。
こんなブログを見ている暇があったら、QA作るか、経歴や業務詳細例の説明練習するか、ふとんにくるまって寝るかしてください。
とにかく皆さん、頑張ってください!
うまくゆくことを祈念しております。

総監のひとは1月からになるので、わりと余裕なのかもしれませんが、早めに模擬面を受けてご自分の至らない部分を認識して年内には仕上げるペースで挽回させましょう。総監は厳しいですよ。

そして、来年度受験を考えているかたへ。
今年も比較的多くの口頭試験受験生の経歴票を拝見しているわけですが、なかにはナンジャコリャのひともちらほらいらっしゃいます。せっかく超難関の筆記試験に合格したのにもったいなさすぎです。もちろん挽回できないわけじゃないのですが、口頭試験時間が20分とたいへん短いなかで、普通にしっかり経歴票を仕上げてきた人と同じ土俵に上がるにはハンデが大きすぎるように思います。
ぜひ今からでも(少なくとも年明けすぐには~できたら年末年始休み中には)スタートしてください。

4月末の提出期限なんかあっという間にやってきますよ。

本当はただの会議室です
【東京都渋谷区】

2016年11月4日金曜日

不合格要因を推定

合格発表から早くも1週間が経ちました。
先週はたまたま東京に出張しており、関東在住の受講生から筆記試験に合格したとの嬉しい連絡をいただいたのでちょうどいい機会だから直接お会いしましょうと、お祝いもそこそこに迫りくる口頭試験へのアドバイスをさせていただきました。昨年からはじめた添削事業からの合格者ですからやっぱり熱が入っちゃいますよね。ぜひ口頭試験を突破して来春にも再び嬉しいお知らせをいただきたいと願っています。


がんばってください!
【東京都新宿区歌舞伎町】

それから今年はお問い合わせをいただくことが多いので、講座を案内する部分を抜き出して再掲します。

残念な結果となってしまったかたへ
いろいろなことを犠牲にして試験勉強を頑張ってきたひとは本当にツライ結果だと思います。
今日のこの結果が最終結果ではもちろんありません。
この試験は諦めなければ合格できます。
合格するまで諦めてしまわないよう自分で自分を奮い立たせて再挑戦してください。
落ち着いたらまずは敗因の分析をしっかりと行って、ご自分の弱点を冷静に把握してください。
あとはそれを修正するだけですから。ここで来年の試験で差がつくはずです。
諦めないひとを応援します。

記述論文の添削講座を開設しています。
来年の試験に向けてたくさん添削を受けながら論文を練り上げたいかたは連絡ください。
また、再現論文に対するコメント評価(3,000円)では、不合格要因を推定することもできます
ぜひどうぞ。

現在募集しているのは下記の講座です。

●建設部門建設環境
わたしの専門はどちらかというと自然環境に関する分野ですので生活環境の保全に関する現場感覚はやや劣るかもしれません。しかしながらこれまで添削するうえで支障はありませんでした。
また、他の部門科目(例えば環境部門など)についてはご希望であればお引き受けしますが、専門技術に関する指導はできませんので論理構成や文章に関する指導アドバイスとなります。

●総合技術監理部門
総監については科目を問いません。ただし建設-建設環境以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります。

下記のコースを設けました。
※併願・重願の場合はそれぞれの部門科目単位で受け付けます。

①平成28年度筆記試験の再現論文に対するコメント評価
内容:再現論文のコメント評価を行います。建設環境は選択科目Ⅱ-1×2つ、Ⅱ-2、Ⅲの合計4つ、総監は記述論文(必須科目Ⅰ-2)です。
不合格要因を推定することもできます。
原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
返信回数:各設問に対し、1回のコメントとそのコメントを受けての再質問・返信を1回の計2回
料金:3,000円

②出願書類作成コース
期間:受付完了時から平成29年度試験の申込期限日の7日前まで書類を受け付けます。
内容:受験申込書の記載内容と業務経歴票(5行の業務経歴と「業務内容の詳細」)についての添削指導を行います。平成29年度の様式が正式発表されるまでは平成28年度様式で添削指導を行い、平成29年度様式が発表され次第、あらためて添削指導いたします。
うまく作成できないかたには業務経歴のたな卸しと詳細業務の骨子の作成アドバイスからスタートします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただしわたしがOKと判断したらそこで終了とすることもあります。
料金:15,000円

③筆記試験論文添削 長期コース(7~11カ月)
期間:受付完了時から平成29年度筆記試験日の7日前まで論文を受け付けます。
内容:建設環境については選択科目ⅡとⅢを、総監については記述論文(必須科目Ⅰ-2)の添削指導を行います。基本的に過去問題に対する回答論文の添削です。原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。再現論文をお送りいただくと不合格要因を推定することもできます
論文の仕上がり具合に自信がないかた、文章作成が苦手なかた、論理的思考が苦手なかた、専門技術分野が偏っているかた、それぞれに応じた指導をいたします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただし複数の論文を同時並行では添削しません。わたしが次の問題に移ってOKと判断してから別の設問に取り組んでください。
料金:30,000円 (平成28年度の筆記試験論文添削コースを受講したかたで同部門同科目の場合は25,000円)

添削講座のご案内

★お申込みはこちらからお願いします
お申込みフォーム

2016年10月27日木曜日

技術士筆記試験の合格発表

技術士第二次試験 筆記試験に合格された皆さん、誠におめでとうございます!
技術士まであと一息です。せっかくつかんだチャンスですから、最後に見事な花を咲かせるべく口頭試験までの短い期間、わき目もふらずに突進してください。

添削講座の受講生からも吉報が舞い込んでまいりました。
ご本人の力で勝ち取った合格に違いないわけですが、その潜在能力を顕在化させるべく表に引っ張り出すお手伝いができたという自負もなくはないです。すごく嬉しいです。

●建設環境はこれまで11月下旬~12月中旬にかけて行われていますから、残すところあとひと月からひと月ちょっとくらいでしょうか。
時間があるようであっという間に試験日を迎えますのでご自身の業務経歴の整理は言わずもがな、加えて技術士法など技術士という資格を定義づけている法律の条文を暗記するとともに、倫理面についても勉強しておいてくださいね。
口頭試験については過去ログの投稿記事やSUKIYAKI塾HPを参考にしてみてください。

●総監は1月になると思いますのでたっぷり時間があります。
試験までの正味2か月ちょっとの期間、じっくりとご自分の業務や職場での役割を総監の目線で整理してください。

とにもかくにも今日は喜びを遠慮することなく爆発させてください!そして明日から準備に取り掛かってください。
応援します!

★SUKIYAKI塾沖縄でいごの会ではAPECさんをお迎えして口頭試験対策セミナーを開催します。
模擬面接も行いますので沖縄県在住のかたは奮ってご参加ください。
SUKIYAKI塾沖縄でいごの会HP

おめでとうございます!

残念な結果となってしまったかたへ
いろいろなことを犠牲にして試験勉強を頑張ってきたひとは本当にツライ結果だと思います。
今日のこの結果が最終結果ではもちろんありません。
この試験は諦めなければ合格できます。
合格するまで諦めてしまわないよう自分で自分を奮い立たせて再挑戦してください。
落ち着いたらまずは敗因の分析をしっかりと行って、ご自分の弱点を冷静に把握してください。
あとはそれを修正するだけですから。ここで来年の試験で差がつくはずです。
諦めないひとを応援します。

記述論文の添削講座を開設しています。
来年の試験に向けてたくさん添削を受けながら論文を練り上げたいかたは連絡ください。
また、再現論文に対するコメント評価(3,000円)では、不合格要因を推定することもできます。
ぜひどうぞ。
添削講座のご案内

2016年10月17日月曜日

道路環境影響評価の技術手法「13.動物、植物、生態系」における環境保全のための取り組みに関する事例集

日本全国秋晴れのようですね。
まだ鳴き声しか聴いていないのですが近所の公園にも先週初めにサシバが渡ってきたようです。
夜が深くなるとその公園からはこんどはアオバズクの鳴き声が聞こえてきます。
気温はまだまだ高いですが谷筋をひんやりとした風が吹き、本格的な秋の訪れを知らせてくれます。

ニュースではオリンピック競技会場をどうするんだとか豊洲市場はどうなってるのかなど、東京都内のゴタゴタばっかりで他府県人には(一見)関係ない話題ばっかりですよね。
ただ、我々のようなインフラ整備に係る環境保全系の技術者としては、こういった社会問題となっているものもまるっきり無視することなしに専門技術者の立場で俯瞰的に眺めてみるのも技術士らしさを身に着けるまたとない機会でもあります。意外な拾いものを得られるかもしれませんよ。

築地市場にて【東京都中央区】

ところで、以前にもとりあげたことのある「道路環境影響評価の技術手法」ですが、その事例集が、それも環境保全のための取り組みに関する事例集が公表されましたのでご紹介いたします。
道路事業関係者はもちろん、道路事業には縁遠いひとでも大変参考になりますので目を通しておいてください。

特に筆記試験の問題Ⅱ-2では業務経験の有無がその回答論文のデキを大きく左右しますが、もし実務経験がなくてもこういった事例集を読み込んで予めわが血肉としておけば、経験者にも決して劣らない知識見識をアピールできることでしょう。特に環境アセスはこれまで山間部縛りで出題されることが多いですから、それにもしっかり対応させることができるんじゃないでしょうか。

国総研資料 第 906 号

【資 料 名】道路環境影響評価の技術手法「13.動物、植物、生態系」における
環境保全のための取り組みに関する事例集(平成27 年度版)

【概   要】 本資料は平成25年3月に作成した道路環境影響評価の技術手法 13.動物、植物、生態系(国総研資料第735~737号)の参考として、環境保全のための取り組み事例等をとりまとめたものである。

【担当研究室】緑化生態研究室/道路環境研究室

【執 筆 者】上野 裕介,栗原 正夫
大城 温,井上 隆司,瀧本 真理,光谷 友樹,長谷川 啓一



表紙179KB
中扉591KB
目次/執筆者一覧442KB
はじめに:本資料のねらい205KB
1  道路事業における動物、植物、生態系に対する考え方の概要1,733KB
2  環境の把握技術と評価手法848KB
   2.1 希少猛禽類を対象とした環境影響評価手法 3,983KB
   2.2 哺乳類に対する道路横断施設の設置と事後調査手法45,571KB
   2.3 環境保全措置の効果検証とフィードバック(順応的管理)1,302KB
3  環境保全のための取り組み事例2,090KB
   3.1 全般(保全対象を特定の種や分類群に限定しないもの)21,668KB
   3.2 哺乳類14,843KB
   3.3 鳥類(猛禽類)22,168KB
   3.4 鳥類(猛禽類以外)7,812KB
   3.5 両生類・爬虫類16,293KB
   3.6 魚類4,683KB
   3.7 昆虫類12,304KB
   3.8 植物42,728KB
   3.9 その他の生物5,387KB
おわりに/謝辞859KB
参考資料<用語集>393KB
奥付103KB


全文190,180KB

2016年10月6日木曜日

グリーンインフラ、自然の力が変える公共事業

先日の台風18号ではわたしの住む沖縄本島地方に「特別警報」が発表されたことから多くの方からわたしの身を案じてくださるメッセージをいただきました。
結局、沖縄本島ではほとんど被害らしい被害はありませんでした。
思えば接近直前になぜか西向きに進路がカクっと変わったことが効いたのだと思います。ちょっと神がかり的にも感じましたね。
NHKのニュースではアナウンサーが必死の声かけをしてくださいましたが、なにもなかったことに拍子抜けするとともに、なにもなかったことに安堵と感謝の気持ちでいっぱいです。
そして今回は思いのほかいろんなかたからメッセージを頂戴したので驚くとともに嬉しい気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

いよいよ今月末(27日でしょうか)に筆記試験の合格発表がありますね。
前回に引き続き今回も来年の筆記試験に役立つ話題満載の記事を紹介します。
日経コンストラクションを購読しているかたはすでにご存じと思いますが、日経本紙のほうでも2か月遅れで取り上げられていましたので今回はその記事をご紹介することにします。
もっとも日経本紙は日経コンストラクション(7月25日号)からの抜粋なので、機会があればやはり日経コンストラクションのほうチェックしてみてください。

ノーベル医学生理学賞おめでとうございます
ちょうど1年前のグリーンインフラのシンポジウムで
【東京工業大学 大岡山キャンパス】

グリーンインフラ、自然の力が変える公共事業 

(1/2ページ)
2016/9/28 6:30
日本経済新聞 電子版
 グリーンインフラ(グリーンインフラストラクチャー)をご存知だろうか。自然環境の幅広い機能を活用した社会資本整備や土地利用の在り方のことを表す概念だ。しかし、言葉さえも初耳だという読者は少なくないだろう。
 それもそのはず。欧米では10年以上前から公共事業の都市戦略や環境政策の文脈で使われていたものの、日本国内で普及し始めたのは、ほんの数年前だからだ。
 そのグリーンインフラが最近、急速に注目を集めて…
[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
秋割実施中 お申し込みは10/10まで
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO06883100V00C16A9000000

2016年9月19日月曜日

関空建設工事における環境配慮

しばらくです。
どうも月イチペースになってしまっていますね。スミマセン。
沖縄周辺海域では海水温が高止まりしていて生態系の基盤となっているサンゴが久方ぶりに大規模に白化してしまいました(サンゴだけじゃなくってクマノミと共生しているイソギンチャクも真っ白です)。それを受けて、沖縄県内のあちこちを飛び回っています(ちょっと大袈裟)。だもんでブログの更新が滞ってしまいました。

筆記試験の合格発表まで早いものであとひと月ちょっととなりました。
手ごたえのあるひとはそろそろ気持ちが落ち着かなくなってきているのではないでしょうか。
自信のあるかたはいまからでも業務経歴票を見直して、特に業務詳細のところで技術士らしさがアピールできるようにアレンジしてみてください。
択一が届かなかったなど、今年の試験はスッパリ諦めているひとは技術士試験のことなど蚊帳の外になっていることでしょうね。でも技術士になることを諦めていないのであれば、いまの時期から来年の試験(といっても10カ月もありません)に向けてスタートすることをオススメします。

建設環境の試験問題を眺めると、やはり環境アセス関連、特にアセス時における環境配慮について問われることが多いですね。問題Ⅱ-2では頻出の必出です。

というわけで、環境アセスの流れ、さらには事業のさまざま場面で実施された環境配慮についての事例を眺めるのもいいんじゃないかと、本日は関西国際空港建設事業のサイトを紹介することにしました。
環境アセスに関してはこれまで山間部縛りで出題されることが多かったのですが、あえて海域の事例を取り上げてみます。きっと来年の試験に役に立つネタが満載だと信じています。

関西空港駅


2期工事での環境配慮
2期工事における環境への配慮
2期空港島の建設工事では、大阪湾とその周辺地域に及ぼす環境影響を最小限に抑えるため、水質などに関する環境の監視、藻場造成などのゆたかな環境の創造、工事における様々な環境保全対策などに取り組んでいます。


ゆたかな環境の創造

海の生き物のすみかとなる藻場を造成し、大阪湾にゆたかな生態系を創出します。

環境への影響の監視

2期空港島造成工事に際して周辺環境に影響を及ぼしていないか、水質などを観測してます。

建設工事での環境保全対策

2期空港島造成工事に際して周辺環境に影響を抑えるため、多くの取り組みを行っています。

地域の人々とともに

空港建設へのご理解を深めて頂けるよう様々な催しを通じてコミュニケーションに努めています。

環境影響評価

大阪湾とその周辺地域の環境に与える影響を予測し、あらかじめ設定した環境保全目標に照らして評価しています。
ゆたかな環境の創造



環境への影響の監視


関西国際空港2期事業 人と自然にやさしい空港づくりへの取り組み

2016年8月22日月曜日

気候変動監視レポート2015

長らくご無沙汰しておりました。
皆さんにおかれましても筆記試験が終わってしばし休戦状態、というよりも、お盆や夏季休暇などの行事で忙しかったのではないでしょうか。

今年は沖縄のお盆(旧盆)も新暦のお盆と近い日取りでした。8/15がウンケー(迎え盆)、8/17がウークイ(送り盆)でした。

お盆が済むと、なんだか空や雲が秋っぽくなりますよね。
それともこれは台風のせいでしょうか。日本列島にはいま3つも接近していて大変なことになっています。
台風がめったに来ない北海道に連続で襲い掛かっていますし、関東も局地的に大雨豪雨のようです。河川の氾濫や土砂崩れが心配です。
沖縄方面へはこれまた珍しく伊豆諸島の八丈島沖で発生した台風がなんと南下(!)してきています。
コースも異常ながら、実は沖縄には今年初めての台風なんです。
台風が全然来ないもんですから、海の水がかき混ざらないし、エネルギーの行き場もないしで沖縄近海では海水の温度が例年より高いまま数か月が経っているんです。生態系の基盤となっているサンゴが弱ってきています(サンゴの白化現象)。

うーん。。。気候変動のことが叫ばれて久しいですが、こうして現実的にさまざまなかたちで目の前に表れてきているようにも感じれられる事態がここまで続くと、これまで試験勉強用に齧ってきた単なる知識等をいよいよ真剣に社会のために実践していかないといけないですね。

夏の終わり【沖縄県那覇市首里あたり】

気象庁

「気候変動監視レポート2015」を公表しました

報道発表日

平成28年8月22日

概要

「平成27年9月関東・東北豪雨」の背景となった不順な天候や、2015年のエルニーニョ現象など、気候や海洋、大気環境について幅広く解析した「気候変動監視レポート2015」を公表しました。

本文

気候変動監視レポート2015
 気象庁では、気候、海洋、大気環境の各分野の観測や監視、解析結果をとりまとめた「気候変動監視レポート」を毎年公表しています。今般、当該分野における2015年の状況やこれまでの長期的な変化傾向について、「気候変動監視レポート2015」として取りまとめ、本日気象庁ホームページで公表しました。
 本年のレポートでは、顕著な事例として、「平成27年9月関東・東北豪雨」の背景となった不順な天候や、2015年中に顕著に発達したエルニーニョ現象についての詳細な解析結果も掲載しました。

「気候変動監視レポート2015」の構成
第1章 2015年の気候
世界や日本の天候・異常気象、「平成27年9月関東・東北豪雨」の背景となった2015年8月中旬~9月上旬にかけての不順な天候、2015年中に顕著に発達したエルニーニョ現象など

第2章 気候変動
気温や降水量の長期変化傾向、さくらの開花日の経年変化、海洋・海氷、北半球の積雪域の変動など

第3章 地球環境の変動
温室効果ガス、海洋酸性化(海洋内部の解析結果も新たに掲載)、オゾン層・紫外線の変動、コラム「50年目を迎えた東経137度定線観測」など


 本レポートの全文は気象庁ホームページ上の「各種データ・資料」の「地球環境・海洋」からご覧いただけます。
(レポートのURL: http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/monitor/index.html)

資料全文


2016年7月22日金曜日

添削講座のご案内

平成28年度筆記試験も終わりましたので、次年度試験に向けての講座を開講いたします。

わたしの講師としての活動は、平成22年度試験に合格した翌年からSUKIYAKI塾の添削講座に参加するかたちでスタートしました。
SUKIYAKI塾のほか、身近な知り合いを含めると、これまでの6年間でのべ70名を超えるかたたちに指導アドバイスしたことになります。そしてその一助となったかどうか、平成27年度試験までの5年間で27名のかたが合格されました。

また、平成27年度からは総監の指導アドバイスも開始したところ、初年度にもかかわらず6名ものかたから吉報をいただくことができました。わたしはあくまで触媒にすぎませんが、『総監合格』にいくらかでも貢献できたであろうことに我ながら驚いています。

SUKIYAKI塾の活動と平行して綴り始めたこのブログですが、平成26年ごろからブログを訪問してくださるひとが増え始め、それに比例するように添削指導の依頼をあちらこちらから受けるようになりました。そこで平成27年から独自の添削講座を開講して受験に真剣に取り組む方のサポートを始めました。

昨年度は講座のスタートということで内容(指導方法や料金など)についてはこれまでの経験をもとに試験的に行い、お申し込みくださった複数名のかたを指導させていただきました。
1年間活動してみて、受講生に恵まれたことが大きいと感じていますが、受講生の皆さんの理解の度合や伸び具合がそれはとても良い感触でした。技術士試験合格への触媒を果たせたのではないかと感じています。

受講者さんからは「考え方の勉強になり、また楽しく勉強できました」との声をいただきました。
講師冥利につきます。思い切って講座を開いて本当に良かったと思いました。
そして筆記試験翌日にもかかわらず早くも講座についてのお問い合わせもいただいており、皆さんからの期待に応えたい、応えねば、という思いが強くなりました。

そこで、次年度試験に向けての添削講座では受講生さんとのやりとり、受講者さんへの指導方法については大きな変更は行わないこととし、筆記試験対策コースについて指導期間の長短で3コースを設け、そのコースごとに料金を設定することにしました(詳しくは下記の案内をご覧ください)。

また、昨年度に好評いただきました筆記試験再現論文に対するコメント評価も行います。先日の試験答案について第3者の視点を欲しているかたはぜひどうぞ。


本サービス(添削指導アドバイス)はSUKIYAKI塾とは異なり有料でお受けします。
対象とする技術部門科目は以下の2つです。
●建設部門建設環境
わたしの専門はどちらかというと自然環境に関する分野ですので生活環境の保全に関する現場感覚はやや劣るかもしれません。しかしながらこれまで添削するうえで支障はありませんでした。
また、他の部門科目(例えば環境部門など)についてはご希望であればお引き受けしますが、専門技術に関する指導はできませんので論理構成や文章に関する指導アドバイスとなります。

●総合技術監理部門
総監については科目を問いません。ただし建設-建設環境以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります。

下記の5つのコースを設けました。
※併願・重願の場合はそれぞれの部門科目単位で受け付けます。

①平成28年度筆記試験の再現論文に対するコメント評価
内容:再現論文のコメント評価を行います。建設環境は選択科目Ⅱ-1×2つ、Ⅱ-2、Ⅲの合計4つ、総監は記述論文(必須科目Ⅰ-2)です。
不合格要因を推定することもできます。
原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
返信回数:各設問に対し、1回のコメントとそのコメントを受けての再質問・返信を1回の計2回
料金:3,000円

【平成29年度試験対策】
②出願書類作成コース
期間:受付完了時から平成29年度試験の申込期限日の7日前まで書類を受け付けます。
内容:受験申込書の記載内容と業務経歴票(5行の業務経歴と「業務内容の詳細」)についての添削指導を行います。平成29年度の様式が正式発表されるまでは平成28年度様式で添削指導を行い、平成29年度様式が発表され次第、あらためて添削指導いたします。
うまく作成できないかたには業務経歴のたな卸しと詳細業務の骨子の作成アドバイスからスタートします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただしわたしがOKと判断したらそこで終了とすることもあります。
料金:15,000円

③筆記試験論文添削 長期コース(7~11カ月)
期間:受付完了時から平成29年度筆記試験日の7日前まで論文を受け付けます。
内容:建設環境については選択科目ⅡとⅢを、総監については記述論文(必須科目Ⅰ-2)の添削指導を行います。基本的に過去問題に対する回答論文の添削です。原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
論文の仕上がり具合に自信がないかた、文章作成が苦手なかた、論理的思考が苦手なかた、専門技術分野が偏っているかた、それぞれに応じた指導をいたします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただし複数の論文を同時並行では添削しません。わたしが次の問題に移ってOKと判断してから別の設問に取り組んでください。
料金:30,000円 (平成28年度の筆記試験論文添削コースを受講したかたで同部門同科目の場合は25,000円)

④筆記試験論文添削 中期コース(3~6カ月)
期間:平成28年12月末から受付を開始します。受付完了時から平成29年度筆記試験日の7日前まで論文を受け付けます。
内容:建設環境については選択科目ⅡとⅢを、総監については記述論文(必須科目Ⅰ-2)の添削指導を行います。基本的に過去問題に対する回答論文の添削です。原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
論文の仕上がり具合に自信がないかた、文章作成が苦手なかた、論理的思考が苦手なかた、専門技術分野が偏っているかた、それぞれに応じた指導をいたします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただし複数の論文を同時並行では添削しません。わたしが次の問題に移ってOKと判断してから別の設問に取り組んでください。
料金:20,000円 (平成28年度の筆記試験論文添削コースを受講したかたで同部門同科目の場合は15,000円)

⑤筆記試験論文添削 短期コース(1~2カ月)
期間:平成29年5月から受付を開始します。受付完了時から平成29年度筆記試験日の7日前まで論文を受け付けます。
内容:建設環境については選択科目ⅡとⅢを、総監については記述論文(必須科目Ⅰ-2)の添削指導を行います。基本的に過去問題に対する回答論文の添削です。原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
論文の仕上がり具合に自信がないかた、文章作成が苦手なかた、論理的思考が苦手なかた、専門技術分野が偏っているかた、それぞれに応じた指導をいたします。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただし複数の論文を同時並行では添削しません。わたしが次の問題に移ってOKと判断してから別の設問に取り組んでください。
料金:10,000円

【注意事項】
●本サービスは、Gmailを使用して行いますので、Gmailの送受信が可能な環境であることが必須条件です
●本サービスに使用するファイル形式はPDFもしくはMS Wordファイルのみです。これ以外のファイルは原則として対応できません
●添削指導の対象である経歴票や論文等はメールに添付してお送りいただきます
●メール受信後、添削コメント等を返信するまでに最大4日間の日数をいただきます
●総監については科目を問いませんが建設-建設環境以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります
●領収書は発行いたしません
●振込手数料はご負担ください

本サービス(添削指導アドバイス)をご希望されるかたは上記の内容を確認いただいたうえで下記のフォームにてお申込みください。お申込みの時点で上記の注意事項に同意いただいたものとします。
フォームを受信後、遅くとも翌日中には振込先の銀行口座をご案内するメールをGmailで返信いたします。
※3日以上経過しても返信がない場合はGmailとのやりとりが不可能な環境と思われます。その際はお手数ですがご自身で設定等を調整したうえで再度ご応募ください。

★お申込みはこちらからお願いします
お申込みフォーム

選択科目Ⅲ-2 大規模津波災害からの復旧復興事業における自然環境への配慮

平成28年度筆記試験問題シリーズも今日で最後となりました。

Ⅲ-2は大規模津波災害からの復旧復興事業における自然環境への配慮についての出題でした。自然環境保全系の技術者であればこっちに取り組んだひとも多いと思います。

東日本大震災のうち地震や原発事故を除く津波による被災からの復興復旧事業で主なものといえば、
・がれきの撤去・処分
・ライフライン構築
・海岸対策(護岸整備・海岸林)
・交通網整備(道路・鉄道・空港・港湾)
・まちづくり(集団移転・区画整理)
・災害公営住宅
・農業/水産業施設整備
・地域の産業に係る施設等の整備など

こうして書き出すとあたらめて津波がもたらした、あるいは奪い去ったものの大きさに呆然とします。
これらの事業のどれかを想定して書きやすい、あるいは書きたいものを取り上げて、自然環境にも配慮する意義を強調しながら書き進めればいいのではないかと思います。

そして、どの事業を選んだとしても、自然環境への配慮に関するキーワードを「生態系ネットワーク」とすると展開しやすいかもしれません。
そしてもちろん、どの事業を取り上げてもその事業が担うインフラ整備を生態系の力を活用して行うグリーンインフラによる手法も混ぜ込むと、問題文の冒頭部分で踏まえることが強調されている「中長期の視点」、「先導的な施策」、「人類共通の課題の解決」についても包括することができます。

東日本大震災からの復興の状況と最近の取組[平成28年3月版]

震災後実施事業における自然環境配慮事例収集

復興まちづくりにおける景観・都市空間形成の基本的考え方

また、津波によるものではありませんが、平成26年には美しい山河を守る災害復旧基本方針」【ガイドライン】が改定されています。
これを津波による復旧に当てはめて書き進めてもいいですね。

漁港災害復旧(再復)工事(海岸堤防)
【福島県南相馬市(2015年6月26日撮影)】

Ⅲ-2 東日本大震災復興基本法において「環境への負荷及び地球温暖化問題等の人類共通の課題の解決に資するための先導的な施策への取組が行われるべきこと」とされているように,大規模な津波災害からの復旧・復興に際しても自然環境への配慮も含めた中・長期の視点は重要である。
 このような状況を踏まえ,以下の問いに答えよ。

(1)大規模津波災害からの復旧・復興事業において自然環境への配慮を行う意義について,多面的な視点から3つ挙げ,その内容についてそれぞれ述べよ。

(2)大規模津波災害からの復旧・復興事業を1つ想定し,その概要を説明せよ。その復旧・復興事業において環境への配慮を図る際に,特に復旧・復興の観点から留意すべき課題を3つ挙げ,おのおのについて,その対応策を示せ。

(3)上述の対応策から1つを選び,その対応策を実施する際に生じ得る問題点と,その問題点への対処法について述べよ。

最後に、解答論文の再現だけはしっかりやっておいてください(最低でも問題Ⅲだけは)。筆記試験に合格してからさいげんしていなくて(そしてすっかり忘れちゃっていまさら再現できなくて)慌てるひとが毎年います。

それでは次の関門に向けてしばらく英気を養っておいてください。

お疲れさまでした!

2016年7月21日木曜日

選択科目Ⅲ-1 気候変動適応策

問題Ⅲの課題解決問題、Ⅲ-1が気候変動適応策、Ⅲ-2が大規模津波災害からの復旧復興事業における自然環境配慮でした。

わたしが受験生だったころによく勉強した対象分野に似ていてなにか懐かしさを感じました。
といってもわたしが取り組んでいたのは気候変動によって激甚化する自然災害に対処する方策でしたので今回のものとは似て非なるものでだいぶ違うわけですが。。。

問題文をみたときは、おっグリーンインフラ使いまくりじゃん!と思ったところ、読み進めていくうちに(なお,自然災害に関する悪影響及び適応策は除く。)というのが目に飛び込んできて絶句しました(試験中はもちろん声を出せませんが)。Ⅲ-2が自然災害分野なのであえて外したのでしょうね。

でもよく考えてみると気候変動によって悪影響が生じる分野は自然災害分野のほかにも、水環境分野(水底質の富栄養化)都市生活分野(ヒートアイランド)自然環境分野(生態系ネットワーク)などがありますのでこれらに対して活用できるグリーンインフラはあります。そもそも気候変動適応策の最も重要な参考文献である国土交通省気候変動適応計画でもグリーンインフラが紹介されてます。
もちろんグリーンインフラにこだわる必要はまったくありませんけど(笑)。

なお、グリーンインフラの防災減災モノがなんと環境部門自然環境保全のほうで出題されていました。過去ログに追記したので気になる方はご覧ください。

選択科目Ⅱ-1


ともかく気候変動適応計画は以前にもブログでも取り上げていたので、準備していたかたはまさにドンピシャの出題だったのではないでしょうか。

暑いので壁面緑化してみました【沖縄県】

Ⅲ 次の2問題(Ⅲ-1,Ⅲ-2)のうち1問題を選び解答せよ。(解答問題番号を明記し,答案用紙3枚以内にまとめよ。)

 Ⅲ-1 IPCC第5次評価報告書では,気候システムの温暖化は疑いの余地のないことが示されており,今後,気温上昇の程度をかなり低くするための対策をとった場合でも,世界平均地上気温や世界平均海面水位の上昇の可能性が高いとされ,自然及び人間社会に深刻な影響を及ぼすであろうことが同報告書に示されている。
 このため,近年の気候変動枠組条約の締約国会議(COP)においては,「緩和策」とともに気候変動による悪影響へ備える「適応策」を実施することの重要性が指摘されるようになっている。このような状況を踏まえ,以下の問いに答えよ。

(1)気候変動により想定される環境への悪影響とそれに対する適応策について,複数述べよ。(なお,自然災害に関する悪影響及び適応策は除く。)

(2)その適応策のうち,あなたが重要と考えるもの1つについて,実施するに当たっての技術的課題を述べよ。

(3)上記の課題を解決するための技術的提案及びその提案に関するリスクや留意点を述べよ。

では、また。

2016年7月20日水曜日

選択科目Ⅱ-2-2 低炭素まちづくり計画

つづいてⅡ-2-2の低炭素まちづくり計画です。
昨日も書きましたが、最初にこの問題文を見かけたときはビックリしました。平成25年度に問題Ⅲで低炭素都市づくりが出ているし、昨年度の問題Ⅲでもコンパクトシティ環境配慮の際にも低炭素都市づくりのネタで解答したひとが多かったからです。
でもそうですよね、よく考えたら、問題Ⅱでは実際に計画する際の流れ、手順、検討事項なんかを書かせるわけですから似ているようでちょっと違うわけです。ようは段取りがわかっているか?ということなんですが、それを低炭素まちづくり計画で出してきたというところにグッと来ました。

しかし、これは実際に携わった経験のあるひとにしか書けないかもしれませんね。
問題Ⅱ-2は経験のないひとにとってはホントに難しいです。
となると、どのみちアセス関連は毎年必ず出るわけですから、環境アセスをしっかり頭に叩き込んで臨むのが確実です。

Ⅱ-2-2 地球温暖化を緩和するため都市レベルで低炭素まちづくりに関する計画を策定することとなった。この計画策定の担当者として業務を進めるにあたり,以下の問いに答えよ。

(1)低炭素まちづくりに貢献できると考えられる「交通・都市構造」,「エネルギー」,「みどり」の3分野のうち2分野について計画策定に当たって盛り込むべき取組を3つずつ概説せよ。

(2)(1)で挙げた中から定量的な評価が可能なものを1つ選び,計画の達成状況を評価する手順及び定量的な評価方法を述べよ。

(3)(2)の評価に当たって留意すべき点を述べよ。


環境未来都市を目指しているハウステンボス【長崎県佐世保市】

(2)のところで問われている「計画の達成状況を評価する手順及び定量的な評価方法」というのがなかなか難しいですね。そしてここの部分がキモになります。
総監のほうでも今年の問題では「定量的な記述が可能なものについては,相対的な表現(「大きい」,「小さい」,「高い」,「低い」など)は避け,できるだけ数値(概略でよい。)を用いて記述すること。」というのがありました。
つい総監を持ち出してしまいましたが、それに関係なく「低炭素もの」は二酸化炭素の排出量や吸収量をきっちり数値化しないと話になりませんから、問題Ⅱではそのへんの認識(というか計画の実効性・実現性)も問われているんだと思います。

① 交通に起因する二酸化炭素排出量
二酸化炭素排出量 = 交通量 × 移動距離(トリップ長)× 排出原単位

② 家庭・業務部門におけるエネルギー消費に起因する二酸化炭素排出量
二酸化炭素排出量 = 建物用途別延床面積 × 建物用途別エネルギー負荷原単位÷ 熱源設備総合効率× エネルギー種別排出係数

③ みどりによる二酸化炭素吸収量
二酸化炭素吸収量 = 高木植栽本数 × 原単位(吸収係数)
(※ 高木植栽本数が把握できない場合は緑地面積等で置き換えることが可能)

そして大事な点ですが、建設環境は建設部門なので(問題文にも指定されていますが)、低炭素まちづくりに貢献する分野は「交通・都市構造」、「エネルギー」、「みどり」になります。
よくガソリン自動車を電気自動車にして二酸化炭素排出量を削減する、なんて書いちゃうひとがいますが、そういうのは建設部門には該当しませんから注意してください。どちらかというと機械部門とか環境部門の範疇になると思います。
ほかにも建築物の低炭素化、というのは一見建設っぽいですが建築環境のほうになるんでしょうか(衛生工学部門の建築環境のことは素人なのでワカリマセン)。

低炭素まちづくり計画について

「都市の低炭素化の促進に関する法律」に基づく低炭素まちづくり計画概要パンフレット

低炭素まちづくり実践ハンドブック

2016年7月19日火曜日

選択科目Ⅱ-2-1 第1種事業の環境影響評価(環境要素ごとの環境保全措置)

つづいて「選択科目」に関する応用能力について試される選択科目Ⅱ-2です。
ひとつめは昨年と切り口を変えた第1種事業の環境アセス(環境要素ごとの環境保全措置)、ふたつめはちょっとびっくりの低炭素まちづくり計画でした。
順当な環境アセスもよし、H25年度Ⅲ-1(低炭素都市づくり)に取り組んだひとや昨年のⅢ-1(コンパクトシティ)で低炭素ネタを展開したひとは低炭素まちづくりでもよしですね。

Ⅱ-2 次の2設問(Ⅱ-2-1,Ⅱ-2-2)のうち1設問を選び解答せよ。(解答設問番号を明記し,答案用紙2枚以内にまとめよ。)

Ⅱ-2-1 山間部において環境影響評価法に定める第一種事業に当たる建設事業が計画されており,あなたは担当者として,この事業に関する方法書以降の手続に係る環境影響評価を行うこととなった。以下の問いに答えよ。

(1)あなたが想定した建設事業の概要・規模と,その事業が実施される地域の状況を具体的に述べよ。

(2)(1)で述べた地域の状況との関連性を踏まえ,この事業による環境影響を想定して,下記の【環境要素の区分】①~④のそれぞれに関して重要と考える影響要因及び影響を受ける環境要素の項目(以下,環境項目という)を1つづつ挙げよ。また,それらを選定した理由を合わせて述べよ。なお,本設問では,工事中あるいは事業完了後の環境影響を対象とする。

(3)(2)で選定した環境項目(4つ)のそれぞれについて,予測結果等から環境影響があると判断される場合に,実施することが適切であると考えられる環境保全措置を1つづつ挙げ,各々の効果を説明せよ。

【環境要素の区分】
①環境の自然的構成要素の良好な状態の保持(大気環境,水環境,土壌環境・その他の環境)
②生物の多様性の確保及び自然環境の体系的保全(動物,植物,生態系)
③人と自然との豊かな触れ合い(景観,触れ合い活動の場)
④環境への負荷(廃棄物等,温室効果ガス等)


やんばるの森【沖縄県国頭村】

昨年と異なり、今年は工事中だけでなく事業完了後の環境影響も対象でした。
そして環境保全措置とその効果を書かせていますが、そろそろ問われるかと思っていた「報告書」までは行きませんでした(予想したのはⅡ-1のほうですが)。

この設問は問題文の文章量も多く(なんとⅡ-2-2低炭素まちづくりの2倍はあります)、読むのが面倒そうでつい敬遠しがちかもしれませんが、こういった細かい指定のある問題は、逆に細かいぶんアレコレ悩まず、方向性もブレずに書くことができるというメリットがあります。
解答のコツもなにもありません。素直に訊かれたことに対して答えればいいだけです。
なお、例によって建設事業の規模は第一種事業に相当する規模としなければOUTです。

それにしてもH25年度Ⅱ-2-1計画段階配慮書手続でも山間部を事業実施想定区域とする事業でしたが、どうして「山間部」縛りなのでしょうか。
沖縄では沿岸域でのアセスが多くて、なかなか山間部っていうのは少ないんですよね。問題内容的にも「山間部」縛りにする必要性がないようにも思うわけですが。。。このへんは試験作成委員のひとに伺ってみたいですね。

では!

2016年7月18日月曜日

選択科目Ⅱ-1

筆記試験、お疲れさまでした(^^)/
今年も日本全国どこも天変地異的なことには見舞われなかったようで安堵しています。
沖縄はスコール的に雨が時折降る程度でした。

皆さん、どうでしたか。

記述問題で問われるジャンルについてはここ数年の傾向そのままに建設環境そのものでしたね。
要求レベルも順当だったし、出題方法も昨年と変化はなかったので、昨年度試験を踏まえていればそこそこ準備できたのではと想像します(昨年、一昨年と同じコメントになっていますね)。

今年も試験監督をしたのですが、例年よりは少ないものの記入ミス(受験番号の書き間違いや問題番号の書き忘れなど)の答案がチラホラありました。もったいないですね。
そんななか、今年も建設環境~環境部門にかけての試験会場だったので、受験者の多くが知り合いばかりでした。
ほとんどの皆さんが棄権することなく頑張っておられましたので、10月27日(木)の発表が待ち遠しいです。

帰宅してブログの閲覧数をチェックしたところ、11時から12時台がめっちゃ跳ね上がっていました。先日に連投した要チェック分野まとめシリーズの記事が集中的に閲覧されていたので、おそらく午前中の必須科目を終了したひとが午後の選択科目に向けた心の準備のためにスマホやタブレットでチェックしてくれていたのだと思います、嬉しいですね。
なにより少しでもお役に立っていればいいのですが。。。逆に振り回してしまっていたらスミマセン。。。

騒音振動表示器【高知市追手筋】

それでは以下に、試験問題(記述もの)を振り返ってみましょう。

まず、Ⅱ-1の4つの設問から2問を選ぶスタイルの専門知識問題です。
  • 湖沼やダム湖の富栄養化対策
  • 建設発生土のリサイクル
  • 騒音対策
  • 生物多様性民間参画
今年は法制度そのものの知識を問うものではなく、環境負荷のメカニズムとその対策、という観点のものが多かったですね。
そんななかⅡ-1-4の生物多様性については、これまでは建設コンサルや環境コンサル、あるいは行政サイドとしての視座からの問いがほとんどでしたが、今回は建設業者への問いでした。

9-11 建設環境【選択科目Ⅱ】
Ⅱ 次の2問題(Ⅱ-1,Ⅱ-2)について解答せよ。(問題ごとに答案用紙を替えること。)

Ⅱ-1 次の4設問(Ⅱ-1-1~Ⅱ-1-4)のうち2設問を選び解答せよ。(設問ごとに答案用紙を替えて解答設問番号を明記し,それぞれ1枚以内にまとめよ。)

Ⅱ-1-1 湖沼やダム貯水池等の淡水域における水質の課題として富栄養化があるが,富栄養化が進行するメカニズムについて述べよ。また,近年,国内で採用されている富栄養化対策事例を2つ挙げ,各々の内容を概説せよ。

Ⅱ-1-2 建設発生土のリサイクルに関する課題について,幅広い視点から2つ挙げ,それぞれ概説するとともに,これらを踏まえてリサイクル推進のための対応策を2つ述べよ

Ⅱ-1-3 建設作業騒音又は自動車交通騒音のいずれか一方について,当該騒音が法令に基づく基準に適合・達成するか否かの評価方法について述べよ。また,当該騒音の発生源対策及び伝搬対策それぞれについて概説せよ。

Ⅱ-1-4 2006年以降,特に,生物多様性に果たす民間部門の役割が求められ,我が国における生物多様性に配慮した民間企業の取組が着実に進展している。この背景となっていることについて説明せよ。また,生物多様性の観点から民間企業に期待される取組について,建設分野における原材料調達の場面,及び保有地管理における場面で,それぞれ述べよ。
  1. ダム湖の富栄養化のメカニズムとその対策事例については、ダム水源地ネット 技術講座「ダム貯水池の水質問題」第1回 ―富栄養化現象について―
  2. 建設発生土のリサイクルについては、建設リサイクル推進計画2014
  3. 建設作業や自動車交通騒音の評価方法については、騒音に係る環境基準の評価マニュアル(平成27年10月)、騒音対策については、建設工事に伴う騒音振動対策技術指針今後の自動車騒音対策の取組方針について
  4. 生物多様性民間参画ガイドライン
先日、予想した「平成28年度試験 要チェック分野まとめ(Ⅱ‐1)」では、
①グリーンインフラ(生態系を活用した防災減災~気候変動適応計画)
②パリ協定(温暖化対策)
③建設発生土
④閉鎖性水域の保全及び再生
⑤環境アセス手続き(特に環境保全措置等の結果の報告・公表)
としましたが、このなかから③建設発生土がドンピシャ、④閉鎖性水域の保全及び再生がやや当たり、といった具合でした。

イチオシの①グリーンインフラは、問題ⅡでもⅢでも直接的には問われませんでしたが、問題Ⅲ-1でも2でもグリーンインフラが使えましたね(Ⅲ-1は「自然災害に関する悪影響及び適応策は除く」とありますが、防災減災以外のインフラならOKです)。なおカッコ書きで示した「気候変動適応計画」のほうはまさにⅢ-1のドンピシャリ的中となりました!、ってⅡ-1ではなかったわけですが。。。
そして②パリ協定(温暖化対策)については、問題Ⅲ-1でネタとして使うことができます。
問題Ⅲについては後日あらためて投稿します。

こうしてみるとわたしとしてはそんなに的外れではなかったという印象なのですが、皆さんはどのように受け止めましたか?

Ⅱ-2は次回とします。

本日はお疲れさまでした!

【追記】
しつこくグリーンインフラですが、環境部門自然環境保全の選択科目Ⅱ-1で生態系を用いた防災減災が出題されてました。
参考までに掲載します。

Ⅱ-1-2 生態系を用いた防災・減災(以下,「Eco-DRR」という)について,以下の問いに答えよ。
(1)我が国においてEco-DRRの考え方が重要とされる理由を述べよ。
(2)Eco-DRRの考え方を取り入れた代表的な方法を2種類挙げた上で,その効果も含めて概要をそれぞれ述べよ。

2016年7月10日日曜日

平成28年度試験 要チェック分野まとめ(Ⅲ)

試験直前の振り返り、今回はⅢ(2つの設問から1問を選ぶスタイルの課題解決能力問題)です。
課題解決能力とは何ぞや、というところですが、「平成25年度技術士第二次試験の内容について」によると、「論理的かつ合理的に解決策を策定できる能力」とあります。
その試験内容は、
・「選択科目」に係わる社会的な変化・技術に関係する最新の状況や「選択科目」に共通する普遍的な問題を対象とし,これに対する課題等の抽出を行わせ,多様な視点からの分析によって実現可能な解決策の提示が行えるか等を問う内容とする。
ということです。

論理的、ということですから、これは従来から確認されている技術士の資質である論理的考察ができるかどうか、そしてそれを試験官に伝えることができるか、がキモです。
これには骨子(表)で整理して記述するクセを身につけると、書き間違うことはありません。
骨子(表)についてはこれまでにも何回か記述していますし、SUKIYAKI塾のHPにも詳しいのでそちらをご確認ください。

青い海の【黒島】

ここでは設問の対象となる「(建設環境)に係わる社会的な変化・技術に関係する最新の状況」や「(建設環境)共通する普遍的な問題」について、これまでの出題テーマを振り返ってみましょう。
H27
コンパクトシティと環境配慮
建設副産物の3R推進策

H26
防災減災と生物多様性
インフラ更新と環境配慮

H25
低炭素都市づくり
閉鎖性水域の水質改善策

こうしてみると、テーマそのものは建設環境というよりも、建設部門共通の社会的課題が出題されていますね。この部門共通の課題に対して建設環境の技術者としてどのようにアプローチするか(課題を抽出してそれをどのように解決を図るのか)が問われています。
平成24年度まではなんと10問から選択できましたが、平成25年度以降はたったの2問からしか選べません。建設環境はいろんな専門分野のひとが受験するわけですから、建設部門共通テーマから出題するほかないのではないかと考えています。
というわけで、白書で取り上げられるような社会的課題に対して、建設環境の技術者としての取り組みを書けるかどうかになるのではないでしょうか。

建設部門の共通課題としては、これまでにも出題されているものも含めて
①人口減少社会
②高齢化社会
③防災減災
④インフラ更新
⑤災害復興や東京オリンピック等に向けての建設ラッシュ
⑥低炭素都市づくり
⑦観光立国
⑧建設産業の活性化
⑨建設事業の海外展開
があり、

建設環境独自のものとしては、
⑩環境改善(閉鎖性水域の保全再生)
がありました。
環境改善ものとしては、水質のほかにも底質(水質みたいなものですが)、自然再生事業、などもあるかもしれません。

また、先日発表された国交省白書では
⑪生産性の向上
が特集されていましたね。
これに絡めた出題はなかなか難しいかもしれませんが、もし出たら面白いですね。
道路整備をはじめとする交通網整備(港湾空港整備含む)に関連するアプローチになるのでしょうか。

さらに、いまだ出題がないものとしては
⑫再生可能エネルギー
があります。ただし建設事業と絡めることを考えるとⅢよりもⅡのほうが相応しいようです(Ⅱではすでに出題されています)。

たくさん挙げてしまいましたが、なにがテーマとなっても建設環境の技術者としての対応はそんなにはバリエーションはないと思います。
要はどんなテーマであっても環境負荷低減を図ることで課題を解決・達成するということです。この軸さえブレなければ大丈夫です。
この際、カギとなるのが「課題の抽出」になります。
ここでご自分の解決策を展開しやすい課題を抽出できるかどうかで、あの短い限られた時間で回答論文を書ききることができるかどうかが決まるのではないでしょうか。

頑張ってください!

2016年7月9日土曜日

平成28年度試験 要チェック分野まとめ(Ⅱ‐2)

前回に続いてⅡ‐2(2つの設問から1問を選ぶスタイルの応用能力問題)です。
応用能力とは何ぞや、というところですが、日本技術士会が平成25年度に試験方法を改正した際に示した「平成25年度技術士第二次試験の内容について」によると、応用能力とは、
これまでに習得した専門的知識や経験等に基づいて、与えられた条件に合わせて正しく問題点を認識し、必要な分析を行ない、適切な業務プロセスや留意すべき内容を説明できる能力
とあります。
具体的にはどんなことが問われるのかを見てみると、
・選択科目に関係する業務に関し、与えられた条件に合わせて、専門的知識や実務経験に基づいて業務遂行手順が説明でき、業務上で留意すべき点や工夫を要する点等についての認識があるかを問う内容とする。
ということです。
業務遂行手順留意点工夫を要する点、というのがキモのようです。

カツオノカンムリとカツオノエボシ【沖縄県本部町】

まずはこれまでの出題内容を振り返ってみましょう。
H27
建設事業における外来種対策
第1種事業における工事中の環境影響評価

H26
計画段階配慮書
土壌汚染対策

H25
希少種への影響予測と環境保全措置
生活環境への影響予測と環境保全措置

もうほとんど環境アセスですね。環境影響評価法に基づく手続きはもちろん、法アセスに満たない規模も含んだ建設事業にかかる環境配慮(環境負荷低減)に関する手続きが問われています。
これは受験要件を満たした建設環境分野の技術者であれば当然これまでに実績、経験を積んでいるはずです。
建設環境の技術者は大きく、自然環境系、生活環境系、環境影響評価系に大まかに分けられますが、いずれの技術者でも回答できるはずの出題内容となっています。

H28の試験対策としては、
(1)まず法アセスの手続きの流れをしっかり頭に叩き込むこと
(2)ご自分が経験した(あるいは資料が入手可能な)環境アセスの一連の流れ(計画段階から環境保全措置まで)とその内容を概略で結構ですのでチェックしておく

そのほか、
(3)建設事業による環境負荷を低減する技術について、その実施手順と留意点を整理しておく

Ⅱ‐2の回答については、APECさんは「業務計画書を作る感覚で」としています。特記仕様書兼作成手順書(問題文です)に沿って業務計画書(回答論文です)を作成するように書き上げればいいと思います。

2016年7月8日金曜日

平成28年度試験 要チェック分野まとめ(Ⅱ‐1)

いよいよ試験目前ですね。
いまさら新しいことに手を出すのはオススメしませんが、ここで要チェック分野をおさらいしておきましょう。
青いサンゴ礁【池間島】

試験方法が変更となった平成25年度以降の試験問題を振り返ってみましょう。
まずはⅡ-1(4つの設問から2問を選ぶスタイルの専門知識問題)から。
H27
①生態系サービス
②再生可能エネルギー
③景観重要公共施設制度
④廃棄物最終処分場跡地

H26
①生物多様性4つの危機
②ヒートアイランド現象
③循環型社会
④下層DO

H25
①環境再生における順応的管理
②改正環境影響評価法
③建設リサイクル
④生態系ネットワーク

でした。

日本技術士会が公表している試験内容の解説「平成25年度技術士第二次試験の内容について」を見ると、Ⅱ‐1で問われている『専門知識』の意味する内容は、
・「選択科目」における重要キーワードや新技術等に対する専門的知識を問う。 
とあります。
重要キーワード新技術というのがミソですね。
昨今の話題なども鑑みるとH28は以下のようなあたりになるんじゃないかと予想しました(5つ挙げてみました)。
グリーンインフラ生態系を活用した防災減災気候変動適応計画
パリ協定(温暖化対策)
建設発生土
閉鎖性水域の保全及び再生
環境アセス手続き(特に環境保全措置等の結果の報告・公表)

いずれにしても重要キーワードや新技術なんかもそろそろ出題分野的に出尽くした感がありますので、今後は過去に出題された分野であっても問いかたを変えてくるようになるのではないかと考えています。
そういった意味では、これまでの試験で頻出している分野である生態系関連と廃棄物関連、次点で温暖化関連に関してはしっかり基本的知識を整理しておく必要があります。