2015年12月21日月曜日

里地里山500

年末になり、なにかと慌ただしいですね。
社内や社外の業務もそうですが、添削講座のやりとり、第3の場や親しい知人友人との交流、そして家族。
だんだん右から左に捌いているだけみたいな対応になってきているので、今日からあらためて気を引き締めているところです。

沖縄で開催した口頭セミナー受講生の皆さんも一般部門のかたはほぼ昨日で試験を終えられたようで続々と口頭試験の再現記録が届いています。
ホンモノの試験官の質問っぷりというのがわたしの資質向上にたいへん役立つわけでして、とっても助かります。次年度以降の試験指導の参考にします。

そういったわけで(総監のひとを除いて)今年の行事も終わったかに見えたのもつかの間、気づいたら来年の試験(7/18)まで実質7ヶ月を切っていました!
7ヶ月ってよく考えたら半年にひと月加えただけなんですね。
もう「来年の試験」ではなく、「半年後の試験」というふうに頭を切り替えたほうがいいかもしれません。
この試験、早く取り掛かったひとほど有利になると思いますよ!

で、今日紹介するのは、生物多様性を保全する上で重要な里地里山を選定したというものです。
建設環境のひとには直接どうこうというものではありませんが、重要な里地里山の選定基準が面白かったので取り上げます。
※このブログは環境部門のひともご覧いただいているようですので触れますが、環境部門の特に自然環境保全科目を受験するひとは必須のネタになりますので勉強しておいてくださいね。

<選定基準>
 基準1:多様で優れた二次的自然環境を有する。
 基準2:里地里山に特有で多様な野生動植物が生息・生育する。
 基準3:生態系ネットワークの形成に寄与する。

隣の地区が選ばれました
【宮城県仙台市太白区秋保町湯元】

ではまた!


環境省:Ministry of the Environment

報道発表資料
平成27年12月18日
自然環境
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生物多様性保全上重要な里地里山(重要里地里山)の選定について(お知らせ)

 平成24年度に閣議決定した「生物多様性国家戦略」において、重点的に取り組むべき施策のひとつとして、里地里山の保全活用に向けた取組を推進していくことが掲げられています。
 里地里山は、国土の約4割を占めており、特有な生物の生息環境としてだけではなく、食料や木材等自然資源の供給、国土の保全、良好な景観、文化の伝承等の観点からも重要な役割を担っています。このため、環境省では、「生物多様性保全上重要な里地里山(以下、「重要里地里山」という。)」として500箇所を選定しましたのでお知らせします。
1.目的
 社会構造が変化し、人口減少が進む中、すべての里地里山に人手をかけて、かつてのように保全していくことは困難であり、保全すべき対象とその将来像を明確にし、対策を講じていくことが重要な課題となっています。このため、国土の生物多様性保全の観点から重要な里地里山を明らかにし、多様な主体による保全活用の取組が促進されることを目的として選定しました。
2.選定方法及び選定結果
・里地里山に関する有識者を構成員とした「里地里山保全・活用検討会議※」(以下、「検討会議」という。)を設置し、選定を行いました。
・選定にあたっては、生物多様性保全上の重要性の観点から、以下の選定基準を設定し、全国規模の既存調査データ及び地方公共団体等への照会等により得られた地域情報を基に候補地を抽出し、検討会議による評価・検討を実施しました。
 <選定基準>
 基準1:多様で優れた二次的自然環境を有する。
 基準2:里地里山に特有で多様な野生動植物が生息・生育する。
 基準3:生態系ネットワークの形成に寄与する。
・地域特性を考慮するため、地域毎に分科会を開催する等の精査を行い、重要里地里山として500箇所を選定しました。
3.活用方法
 今回選定した重要里地里山については、多様な主体による保全活用の実行性を高める取組の促進・拡大に活用していきます。また、地域における農産物のブランド化や観光資源などにも、広く活用できるものと考えています。
【重要里地里山ウェブサイト】

添付資料

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