2014年1月10日金曜日

年頭所感2014

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2014年の最初は、やはり大臣の年頭所感を転載します。

年頭所感は、建設部門にジャンル分けされる技術者にとっての、現時点におけるさまざまな課題がとてもわかりやすくまとめられています。
言い換えると、受験生が注目しておくべき課題に的が絞られています。

なにより建設部門の2次試験(筆記試験)の論文記述時に使いまわせる枕詞に〆言葉、キーワードやセンテンスが満載です。
ぜひ血肉にされるとイイです。

琉球諸島で唯一の岩石由来の砂浜にて 羽突き
【トドゥマリ浜 西表島】

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 [2]国土交通大臣年頭所感
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○新年のはじまりに当たって  (国土交通大臣 太田昭宏)

 平成26年の新春を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。
 第二次安倍内閣は2年目に入りました。この内閣では、「被災地の復興の加
速」、「景気・経済の再生」、「防災・減災をはじめとする危機管理」を三本
柱としています。そのいずれについても、社会資本や交通体系の整備、国民の
安全・安心の確保などを使命としている国土交通省は大きな役割を担っていま
す。本年4月に消費税率の引上げが実施されますが、それに伴う反動減を抑制
しながら、成長力を底上げしていかなければなりません。本年も国民の皆様に
前進を「実感」していただけるよう、引き続き総力を挙げて対策を充実してま
いります。

 なかでも社会資本整備については、新しい角度からの取組を昨年始めたとこ
ろです。我が国は災害が頻発する脆弱国土であり、切迫する首都直下地震や南
海トラフ巨大地震など大規模災害に絶えず備えていく必要があります。また、
高度成長期以降に整備したインフラの老朽化に対して、戦略的に対策を進めて
いくことも必要です。このため、国民の命を守る公共事業として、防災・減災、
老朽化対策、メンテナンス、耐震化を日本の政策のメインストリームとして位
置付け、国土交通省の総力を挙げて取り組んでまいりました。また、大都市の
国際競争力強化や地域の活性化など、我が国の成長に寄与する社会資本の整備
も着実に進めていく必要があります。

 さらに、我が国の国土を取り巻く状況を見ると、本格的な人口減少、高齢化
の進展、切迫する巨大災害、国際的な都市間競争の激化や物流構造の変化によ
るグローバリゼーションの進展など、極めて大きな変化に直面しています。こ
のため、2050年頃までの長期の視野に立って、日本の国土や都市・地域のあり
方をどうすべきか、経済や暮らしをどのように成長・発展させていくかといっ
た観点から、新たな「国土のグランドデザイン」を策定します。地域において
は、諸機能が集約したコンパクトな拠点とこれを結ぶネットワークを高度に進
化させることにより、人口減少社会においても地域の活力を維持し、安全・安
心な社会を構築していくことを目指します。さらに、東京をはじめ大都市は、
激しい国際的な都市間競争を勝ち抜いていけるよう、ゲートウェイ機能を強化
するとともに、ICTを活用した、高齢化社会にも対応したスマートウェルネ
ス住宅・シティを実現する方向性を示していきたいと考えています。

 また、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会への
対応もしっかり進めていく必要があります。大会は、力強い日本の姿を世界に
発信する絶好の機会であり、国土交通省としても大会の成功に向けて対応を進
めてまいります。その際、2020年がゴールということではなく、2040年、2050
年の国土づくりを見据えた上で、その助走期間として捉えていくべきだと考え
ます。例えば、国内各地を訪問する外国人がスムーズに移動できるような多言
語対応、高齢社会に対応したバリアフリー化などあらゆる人に優しいまちづく
り、大きな災害が発生した場合にも万全の対応ができる防災まちづくりなど、
目標を明確にして着実に進めていくことが大事です。

 このような総合的かつ長期的なビジョンを基本とした上で、本年も皆様のご
理解をいただきながら、施策の前進を「実感」していただけるよう全力で取り
組んでまいる所存です。本年も皆様のますますのご支援・ご協力をよろしくお
願いいたします。新しい年が皆様方にとりまして希望に満ちた、大いなる発展
の年になりますことを祈念いたします。

 

2 件のコメント:

  1. すごろく様
    寒中お見舞い申し上げます。
    今年もよろしくお願いします。

    太田大臣の年頭所感、参考にさせていただきます。
    受験していないと、だんだん頭がボケていくような気がします。
    2014年のSUKIYAKI塾に向けて、始動していかなければ・・・

    南と北から、SUKIYAKI塾を盛り上げていきましょう!!

    返信削除
    返信
    1. あつさん、コメントありがとうございます!
      そちらの寒さには到底足元にも及ばないわけでありまして、寒中見舞いのお言葉を賜りくすぐったい気持ちもいたします。
      こちらこそよろしくお願いします。
      春にはでいごの会から2人の刺客を派遣しますので、どうぞよろしくお願いいたします。

      削除