2017年5月28日日曜日

ブルーカーボン

久しぶりの投稿です。
研修旅行やら調査での出張やらが続き、昨日はSUKIYAKI塾の筆記試験対策セミナーがありまして、直前までその準備に追われていました。
今年も無事にセミナーを終えることができホッとしているところです。
APECさんの講義はこれまでと趣向が異なりパワーポイントによる講義だったのでとても新鮮でした。講義はこれまで幾度となく参加しているのですが、視点を変えたあらたな気づきを得ることができました。パクるわけなないですが、今後のわたしの指導アドバイスでは講義で吸収したものが自然と漏れ出てくるでしょう。

そして今回も「先輩技術士アドバイス」というコーナーで昨年度試験に合格したひと、それからSUKIYAKI塾北海道とSUKIYAKI塾東京からの助っ人講師のかたがたから受講生を前に語ってもらったわけですが、結果的に3つの大事なことを語り分けて頂いたかたちになりました。
1.継続することが大事 ~気分転換を上手に~
2.技術士の添削指導(縦のつながり)と受験生同士の情報交換(横のつながり)が大事
3.準備していなかったジャンルの出題でも、決して諦めないことが大事
これすなわち合格への近道、というよりも王道です。
試験まで残り50日を切りました。最後のラストスパート、皆さんも意識して取り組んでみてください。

今日取り上げるのはハフポストに投稿されていたブログです。
藻場やマングローブなどを活用したCO2削減の取り組みです。
平成25年度以降、筆記試験では海岸ネタの出題がありませんが、気候変動緩和策や適応策、それから防災減災といった大きいテーマでの出題はあります。今回の投稿記事の内容はおおいに活用できます。
過去に出題されたからもう出ない、あるいは海岸ネタは出題頻度が低いので後回しにする、というのはとてももったいないです。どんな出題でもアレンジ次第で活用範囲は広いと思います。
そのうえ記事の最後には、『学識経験者および関係団体等で構成される「ブルーカーボン研究会」が今年2月、国土交通省と水産庁の連携により設立された。』という気になる文章がありました。
国交省が注目しているわけですから、もしかしたらⅡ-1で「ブルーカーボンの概要と具体的な取り組みとその効果について書け」とかなんとか出題されるかもしれませんね。

地球温暖化、気候変動、緩和策、適応策、自然再生、生態系サービス、防災減災、低コストで持続可能な技術、コベネフィット、ブルーカーボン、グリーンカーボン、海面上昇への対策、パリ協定、海岸施設の維持管理、施設の長寿命化、コスト縮減、グリーンインフラ、グレーインフラ、Eco-DRR、自然再生事業、海草藻場の再生(修復や創出)、CO2削減効果、などキーワード満載です。

ブルーカーボン/地球温暖化の抑制に海の力を

投稿日: 更新: 

リュウキュウスガモと(ニラ)ウミジグサが混生する海草藻場【古宇利島】

2017年5月9日火曜日

多自然川づくり ~自然や景観に配慮した川づくりを振り返り、今後の展望を描く~

GW終わっちゃいましたね。
わたしのGWは筆記試験論文の添削をしつつ、月末の筆記試験対策セミナーの準備を進めたり、ベランダで栽培している野菜の手入れやらメダカ池の整備、夕方からはチーズを燻製したり七輪を引っ張り出して好きな野菜をゆっくり焼きながらビール片手に空に浮かぶ雲をぼーっと眺めていました(なかなか枯れてますね)。
子供が大きくなった(というか成人した)ので家族揃ってのレジャーというのはもうなくなりました(無理やり七輪に付き合ってもらいましたが)。

メダカが絶滅の恐れのある野生生物にリストされて幾久しいですが、うちで飼っているメダカは沖縄本島北部のとある農業用のため池にいたもので、外来種の駆除を目的としてため池の水をいっかい全部干したときに保護してきたもの(の一部)なんです。
それがどんどん増えちゃって、いまではガラス水槽やらスイレンの鉢やらでは収まりきらなくなっちゃってて、できることならそろそろ現地に戻しに行きたいなと思っているところです(そういうのってアリなのでしょうか)。
そもそももとのため池は無事に自然環境、生育環境が回復しているのかとても気になります。

なにを隠そうわたしは東京郊外の生まれでして、昭和50年代前半を小学生として過ごしておりましたから、近所の池や川でザリガニやクチボソ(モツゴ)、ときにフナなんかを捕まえてました。
それにしても自然環境の破壊が急激に進んだ昭和40~50年代、洗剤の質もそうだし、そもそも下水道整備がまだまだでしたので、住宅地近辺を流れる川はホントに臭くて汚かったです。
当時のわたしはまちなかの自然環境についてはもう完全に諦めきっていたのですが、それがどうですか、30~40年後のいまではドブ川だった近所の川が見事に生まれ変わっているじゃありませんか。実家に帰省して近所を散歩するたびに驚きます。あの泡ブクブクだった多摩川にもアユが戻ってきたっていうし、人間も捨てたものではないなと思っています。

前フリが長くなりました。
3か月ほど前にも取り上げましたが、再び表記の委員会が明日開催されるそうです。
河川法改正20年 ~自然や景観に配慮した川づくりを振り返り、今後の展望を描く~

節目の年ならではの出題があるかもしれません。
○多様な河川景観の保全・創出
○生物の生息・生育・繁殖環境
○河川環境の整備と保全
○河川景観の保全・創出
などについて、現状と課題、問題点(技術的課題)、解決策(技術的提案)をまとめておかれることをオススメします。

早川【新潟県糸魚川市】

河川法改正20年 多自然川づくり推進委員会(第4回)の開催
~自然や景観に配慮した川づくりを振り返り、今後の展望を描く~

平成29年5月8日
国土交通省は、「多自然川づくり」について、その取組の成果をレビューするとともに、今後の方向性を検討するに当たり、有識者より提言をいただくため、河川法改正20年 多自然川づくり推進委員会(第4回)を平成29年5月10日(水)に開催します。
平成9年の河川法改正により、「河川環境の整備と保全」が法の目的として明記されてから、平成29年6月4日で20年を迎えます。
 この節目を契機に、生物の生息・生育・繁殖環境と多様な河川景観の保全・創出のために「多自然川づくり」がどのように貢献してきたかの成果をレビューし、今後の方向性を検討するに当たり、有識者より提言をいただくため、河川法改正20年 多自然川づくり推進委員会(第4回)を下記のとおり開催します。


1.日 時 平成29年5月10日(水)15:00~17:00
2.場 所 中央合同庁舎第3号館1階 国土交通省水管理・国土保全局 A会議室
3.委 員 別紙のとおり
4.議 題 (1)提言(案)とりまとめ
       (2)その他
5.その他
 ・ 委員会は公開にて行います。
 ・ 傍聴を希望される方は、5月9日(火)16時までに、所属、氏名、連絡先及び来場する人数を電話又はFAXにより下記の登録連絡先までご登録ください。なお、当日は14時45分までにご来場ください。
 ・ 会議室の収容人数を超える場合は、先着順といたします。なお、1社(1団体)につき1名までとさせて頂きます。
 ・ カメラ撮りは、会議の冒頭のみ可能です。
 ・ 資料及び議事要旨は、後日、国土交通省HPにて掲載いたします。
 ・ これまでの委員会の資料及び議事要旨は、下記URLよりご覧ください。
   http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/tashizen/index.html
<登録連絡先> 水管理・国土保全局 河川環境課 企画係 酒匂(さこう)
          直通:03-5253-8447 FAX:03-5253-1603

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式
別紙(PDF形式)PDF形式

2017年4月27日木曜日

筆記試験論文添削 短期コースの募集を開始

受験書類の受付期間が明日で終了します。
出願書類対策コースの受講生さんも皆さん提出が済んだことと思います。

これからいよいよ短期決戦ですね。
添削講座も筆記試験論文添削「短期コース」の募集を開始いたします。
建設環境と総監部門のそれぞれ受け付けています。
詳しくは下記内容をご覧ください。


本サービス(添削指導アドバイス)はSUKIYAKI塾とは異なり有料でお受けします。
対象とする技術部門科目は以下の2つです。
●建設部門建設環境
わたしの専門はどちらかというと自然環境に関する分野ですので生活環境の保全に関する現場感覚はやや劣るかもしれません。しかしながらこれまで添削するうえで支障はありませんでした。
また、他の部門科目(例えば環境部門など)についてはご希望であればお引き受けしますが、専門技術に関する指導はできませんので論理構成や文章に関する指導アドバイスとなります。

●総合技術監理部門
総監については科目を問いません。ただし建設-建設環境以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります。
ご希望のかたには、平成29年2月23日で頒布が終了した「技術士制度における総合技術監理の技術体系(第2版)」(いわゆる青本)のテキストデータを差し上げます。なお一部内容を最新の法律等に合わせて書き換えています。

下記の2つのコースを設けました。
※併願・重願の場合はそれぞれの部門科目単位で受け付けます。

【平成29年度試験対策】
①筆記試験論文添削 短期コース(1~2カ月)
期間:受付完了時から平成29年度筆記試験日の7日前の建設環境は7月10日(月)、総監部門は7月9日(日)まで論文を受け付けます。
内容:建設環境については選択科目ⅡとⅢを、総監については記述論文(必須科目Ⅰ-2)の添削指導を行います。基本的に過去問題に対する回答論文の添削です。原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
論文の仕上がり具合に自信がないかた、文章作成が苦手なかた、論理的思考が苦手なかた、専門技術分野が偏っているかた、それぞれに応じた指導をいたします。
過去の不合格論文の再現を送っていただいたら不合格要因を推定することもできます。
添削回数:期間内は回数無制限です。ただし複数の論文を同時並行では添削しません。わたしが次の問題に移ってOKと判断してから別の設問に取り組んでください。
料金:10,000円

②平成28年度筆記試験の再現論文に対するコメント評価
内容:再現論文のコメント評価を行います。建設環境は選択科目Ⅱ-1×2つ、Ⅱ-2、Ⅲの合計4つ、総監は記述論文(必須科目Ⅰ-2)です。
不合格要因を推定することもできます。
原稿に赤を入れるのではなく、メールでコメントをお返しする方式です。
返信回数:各設問に対し、1回のコメントとそのコメントを受けての再質問・返信を1回の計2回
料金:3,000円

【注意事項】
●本サービスは、Gmailを使用して行いますので、Gmailの送受信が可能な環境であることが必須条件です
●本サービスに使用するファイル形式はPDFもしくはMS Wordファイルのみです。これ以外のファイルは原則として対応できません
●手書き原稿(写しを含む)は受け付けておりません。
●添削指導の対象である経歴票や論文等はメールに添付してお送りいただきます
●メール受信後、添削コメント等を返信するまでに最大4日間の日数をいただきます
●総監については科目を問いませんが建設-建設環境以外の科目の場合には専門技術を踏まえた管理については言及できないこともあります
●領収書は発行いたしません
●振込手数料はご負担ください

本サービス(添削指導アドバイス)をご希望されるかたは上記の内容を確認いただいたうえで下記のフォームにてお申込みください。お申込みの時点で上記の注意事項に同意いただいたものとします。
フォームを受信後、遅くとも翌日中には振込先の銀行口座をご案内するメールをGmailで返信いたします。
※3日以上経過しても返信がない場合はGmailとのやりとりが不可能な環境と思われます。その際はお手数ですがご自身で設定等を調整したうえで再度ご応募ください。

★お申込みはこちらからお願いします

2017年4月24日月曜日

環境影響評価における生物多様性保全に関する参考事例集

皆さん、受験申込書類は提出しましたか?
わたしが関わっているかたたちもほぼ仕上がったようで安堵してます。
スタートが遅かったひとや受験科目を変えたかたもいらっしゃいましたが、とにかく完璧とまではいかなくともある程度恰好はついたのではないかと思っています。毎年この時期は口頭試験前とはまた違った緊張感がありますよね。
といってもまだ終わったわけではありませんのであともうひと踏ん張りです。

そして願書を提出し終わったかたは、書類作成を通して触れた「技術士としての相応しさ」の熱気をそのまま筆記試験対策に振り向けています。これからたった2か月半という短期決戦、途中で中だるみすることのないよう気合を入れなおして頑張ってください。

今日ご紹介する資料は環境アセス関連ではわりと重要な資料なのではないかと思います。
もちろん環境アセスのみならず、なんらかの開発事業に係る生物多様性保全策、生物多様性の保全措置を検討する場合には無視できない資料だと思います。
特に事例がいくつか掲載されているのがいいですね(なぜか湿地ばかりですが)。
この事例をしっかり頭と体(特に腕)に取り入れることができると、毎年のように出題されているⅡ-2でスラスラと解答できるのではないでしょうか。

国分寺崖線から湧き出る湧水地・湿地(ほたる川
【調布市~三鷹市】
保全・再生を目的に「雨水浸透ます」設置の普及や斜面林保全など様々な取り組みが進められている

報道発表資料
平成29年4月20日
総合政策
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「環境影響評価における生物多様性保全に関する参考事例集」の公表について

 事業実施に伴う環境保全措置では、環境への影響を「回避」・「低減」を優先し、それでも残る影響については「代償するための措置」(代償措置)を検討することとされています。代償措置の方法の1つである生物多様性オフセットは、損なわれる環境を評価し、それに見合う環境の価値を新たに創出することであり、諸外国でその検討や導入が進められてきています。我が国においては、生物多様性オフセットの事例の収集・整理を進め、さらに調査研究を進めること等が必要であるとの指摘がされてきました。
 このため環境省では、生物多様性オフセットに関連する参考情報を広く発信することを目的として、生物多様性の保全や生物多様性オフセットに関連する国内外の動向等や、我が国において事業者が自然環境に配慮した取組について、既存の文献等に基づき情報整理を行い、「環境影響評価における生物多様性保全に関する参考事例集」としてとりまとめました。

1.背景

 事業実施に伴う環境保全措置の検討に当たっては、環境への影響を回避し、又は低減することを優先するものとし、それでも残る影響については代償措置を検討することとされています。代償措置の方法の1つである生物多様性オフセットは、損なわれる環境の「量」と「質」を評価し、それに見合う環境の価値を新たに創出することで、損なわれる環境を正味ゼロ(ノーネットロス)または損なわれる以上の価値を生み出す(ネットゲイン)もので、諸外国でその検討や導入が進められてきています。我が国では、生物多様性オフセットの事例の収集・整理を進め、我が国における導入可能性についてさらに調査研究を進めることが必要である等と指摘されてきました。
 このような動きを踏まえ、環境省では、平成26年6月に、今後、環境影響評価において生物多様性オフセットの考えを活用すると仮定した場合の課題等を暫定的にとりまとめ、当面の対応として、国内外の関連制度等様々な情報を共有することなどが挙げられました。
 このたび、環境省では、生物多様性オフセットに関連する参考情報を事業者、地方公共団体の関係者などに対して発信することを目的として、生物多様性の保全や生物多様性オフセットに関連する国内外の動向等や、我が国において事業者が自然環境に配慮した取組について、既存の文献等に基づき情報整理を行い、「環境影響評価における生物多様性保全に関する参考事例集」としてとりまとめました。

2.主な内容

 「環境影響評価における生物多様性保全に関する参考事例」の主な内容は以下の通りです。
(1)生物多様性の保全に関する近年の動向
 生物多様性の保全や生物多様性オフセットに関する国内外の動向について、公表されている情報をもとに整理しました。
(2)環境影響評価制度と生物多様性オフセット
 環境影響評価制度での環境保全措置の検討における考え方を整理するとともに、ミティゲーション・ヒエラルキーに沿って回避・低減措置及び生物多様性オフセットを含む代償措置を検討することの重要性等について、既存の文献等に基づき整理しました。
(3)生物多様性オフセットに関連する参考事例
 我が国において環境影響評価やそれに準じた取組の中で代償措置を実施しており、今後生物多様性オフセットを検討する上で参考になると考えられる事例を、公表されている情報等をもとに整理しました。

3.周知方法

 本事例集は、関係各省、全都道府県及び環境影響評価法に基づく政令市(各都道府県を通じて関係する市町村)、関連団体や関連学会に送付するとともに、環境影響評価に関する研修等により、広く周知を図ることとしています。

添付資料

2017年4月22日土曜日

技術士2次試験の経歴票

受験申込み期限まで残すところあと1週間となりました。
GW前に締め切りとなることがようやく業界的にも認知されたようで、これまでのように1週間前になってから急に慌てているというひとは見かけない印象があります。
10日前にはSUKIYAKI塾沖縄でいごの会で出願対策セミナーを行ったのですが、そのときでも完成とまではいきませんが3~5割くらいはできているような印象を持ちました(受講生全員を見たわけではないので実際はどうなのかわかりません)。

わたしの講座の受講生やSUKIYAKI塾添削講座の受講生、身近な知り合いのひとらもぼちぼち提出しているようです。
今週末から筆記試験対策のほうに切り替えているようで、筆記論文の添削依頼が増えてきました。

と書いちゃうと、まだ完成していないひとはとっても焦っちゃうと思いますが、まだ1週間あります。慌てずしっかり課題解決過程を表現できるよう整理してください。

過去にも投稿していて同じ内容になっちゃいますが、あらためて業務内容の詳細について触れますね。
以前の投稿のものをご覧いただけたら雰囲気が伝わるかもしれませんが、以下に再掲しておきます。

H22年度技術体験論文の略記をアレンジしたもの

基本的な流れとして、
①業務の概要
長くても2~3行で収めてください。
基本的なことですが、建設環境を受験するのであれば建設事業であることがわかるように書くこと。そして建設事業による環境への負のインパクトを回避、最小化、矯正、軽減、代償することを目的とする業務ならここに、上記のミチゲーションを課題とする業務なら課題のところでもいいですのでそれをシッカリと書いてください。

②立場と役割
立場と役割をそれぞれ簡潔にしっかりと書く。1~2行。
上記の業務概要と合わせて3~4行にまとめて書いても良い。
添削していて意外と多いのが立場と役割のどちらかしか書いていないというパターンがあります。もちろん、両方書いてください。

③課題
簡潔に表現されたい。1~2行。
「~(簡単ではない)ことが求められた」というようなことを書くべき部分です。

④問題点
ここは特に行数は問いません。問題点(課題達成を阻むボトルネック)をシッカリ表現できるような文章量にしてください。
「しかし~ない」という文章が収まるべき部分です。
ここの肝の部分はこのあとの技術的提案、さらに成果とも直線的に繋がっていなければいけません。複数の問題点を挙げる際には①~、②~、③~等のように番号を振るのがわかりやすいです。
上記の課題と合わせて書いても良いです。

⑤技術的提案
問題点を解決する技術的な方法に関する論理的な考察過程、根拠を示す、あるいは匂わす。
ここも分量は問いません。シッカリと書いてください。
問題点を①~、②~、③~等と番号を振った場合には、対応するそれぞれの解決策に同じように番号を振りましょう。

⑥成果
(問題点が解決し)課題が達成されたことを簡潔に書く。1~2行。
ここは課題と同じことを書いてください。
課題で触れてもいないことを突然に成果として挙げちゃうひとがいます。
きっと事業の成果と勘違いしちゃっているんだと思います。あくまで「あなた」が解決したことによる成果をまずは書いてください。ひいては事業の成果に結びつくのであればそこまで書いてももちろんイイのですが、それは付け足し程度で。

という感じになるのではないでしょうか。
とにかく上記の内容を720字でキッチリ書ききってください。
ちなみに例とした画像を挙げたのがわたしのH22年度試験で作成した技術的体験論文の略記業務を業務内容の詳細用にアレンジしたものです。これは空白含まず618字でした(少ないですね)。

それから5行経歴の業務内容の書き方ですが、ただ業務名を書き連ねても技術士としての相応しさアピールの度合は低いです。
これは試験ですから、この申込書類でも(申込書類でこそ)技術士らしさを表現する必要がありますし、それができたら合格はもう手に届くところまできているといっても過言ではありません。

ではどうしたらアピールできるのか。
それにはまず技術士とはどういう資格なのか、どのようなことをするひとを指すのかについて考えてみてください。いや、考えるよりも、そもそも技術士は法律(技術士法)で定められた資格です。法律から外れたらダメ(不合格)ですね。

技術士法第二条
「技術士」とは、第三十二条第一項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)を行う者をいう。

これを受験する部門科目に該当する分野の業務について7年(条件により短くなる)以上に渡る期間行っていることがわかるように書けばOKです。
というよりも書く必要があります。

がんばってください。

2017年4月3日月曜日

平成29年度 技術士第二次試験 受験申込書様式等のダウンロード

4月3日、新年度スタートにあわせて受験申込書がリリースされました。
パッと見たところ、平成28年度から変更はなさそうですね。
受験申込案内はもちろん、入力要領のほうも確認しながら完成させてください。

わたしが年初からアドバイスしている受講生の皆さんはほぼ完成しているので、正式書類に丁寧にコピーペーストするだけだと思います。

今月からスタートしている受講生の方々は経歴の掘り起こしをしてもらっているところですが、なんとか期限までに間に合うよう頑張っています。
大筋のストーリーさえ固められれば、あとは論理的に不整合な箇所を直したりムダな言い回しなどをどんどん省いたりして、規定文字数720字に収まるよう論文をスマート&スリム化するだけですからね。

前年度業務も片付いたので「これから作成する」というかたも慌てずに残り4週間弱、集中してがんばってください!
SUKIYAKI塾沖縄でいごの会では那覇で出願セミナーを開催します。まだ空きはありますので技術士の指導を仰ぎたいかたはぜひどうぞ。
SUKIYAKI塾沖縄でいごの会
APECさんの講義では今後変化するであろう試験方法、試験内容、試験科目などについてもなんらかの解説があるのではと思っています。

手前みそですがわたしもメールのやりとりによる添削講座を開講しています。
出願書類作成についても若干名受け付けますのでよかったらどうぞ。技術士による第3者目線を欲しているかた、そもそも何を書いていいのかがよくわからないかた、他分野他科目から建設環境に乗り換えるかた、総監受験のかた、わたしでよかったら有料ですがお手伝いしますので連絡ください。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
平成29年度試験対策講座

光に向かって突き進め【沖縄島】

平成29年度 技術士第二次試験 受験申込書様式等のダウンロード

技術士第二次試験受験申込受付期間

平成29年4月7日(金)~4月28日(金)[土・日を除く]
  • 提出方法は、原則、郵送で事故防止の為に必ず郵便局の窓口より書留〔簡易書留郵便〕で送付して下さい。
    平成29年4月28日(金)までの消印があるものに限り受け付けます。
  • 当会技術士試験センター窓口へ受験申込書を直接持参される場合、受験申込書は受領のみとなります。(受領時に受験申込書等の内容審査はいたしません。)また、受付期間は平成29年4月28日(金)17時までです。
  • 技術士第二次試験受験申込み手続きに関する様式

    技術士第二次試験受験申込み手続きに関する様式等は、下記〔添付資料〕よりダウンロードしてご利用下さい。

    技術士第二次試験受験申込書作成及び提出の注意事項

    受験申込書の作成について

  • 受験申込書を作成する前に下記〔添付資料〕【平成29年度技術士第二次試験「受験申込み案内」】及び【受験申込書様式入力要領】必ずお読み下さい。
  • 受験申込書様式を下記〔添付資料〕より【受験申込書様式】のPDFファイルをご使用のパソコンのローカル(右クリックして対象ファイルをご使用のパソコンのローカル等に保存)に保存して、受験申込書の作成を行って下さい。
  • 【受験申込書様式】のPDFファイルは、Adobe Acrobat Reader X(10),XI(11),DC で開いて下さい。左記以外のバージョンの場合、正常に動作しないことがあります。
  • 【受験申込書様式】のPDFファイルは、PDF上に申込内容を直接入力することや途中で保存することが可能です。
    なお、【受験申込書様式】のPDFファイルが正常に動作しない場合は、下記〔添付資料〕【受験申込書様式(上記以外のバージョン等で開く場合)】のPDFファイルを使用して下さい。
  • 受験申込書様式は必ず当会ホームページからダウンロードしたものを使用して下さい。(独自で作成したものは受付できません。)
  • 受験申込書作成後、A4用紙に「技術士第二次試験受験申込書」及び「業務経歴票[証明書]」を印刷(それぞれ1枚ずつA4片面印刷)したものを提出して下さい。両面で印刷したものは受付いたしません。
  • 受験手数料の納付について

  • 受験手数料は14,000円(非課税)です。
  • 払込み手続きは、必ず申込者本人の名義で払い込み下さい。法人等で支払う場合、法人名のほかに受験者の氏名を必ずご記入下さい。なお、払込手数料は、払込人負担です。
  • 当会ホームページより受験申込書をダウンロードして受験申込みを行う場合、受験手数料の納付については、下記の口座番号等へ、郵便局又は銀行備え付けの振込用紙・ATM・インターネットバンキングにより払込んで下さい。
  • 郵便局又は銀行備え付けの振込用紙の場合は「受領証等(原本)」、ATMの場合は「明細票等(原本)」(明細票等の振込み内容の記載は省略しないこと)が発行されますので、その原本を受験手数料払込受付証明書貼付欄に貼り付けて下さい。控えが必要な場合は、コピーをとっておいて下さい。なお、インターネットバンキングを利用して払込み手続きを行なった場合は、振込みの内容(振込先口座・振込日・振込人氏名・振込金額)が確認できる箇所を印刷し、受験手数料払込受付証明書貼付欄に貼り付けて下さい。(受領証等が受験手数料払込受付証明書貼付欄に納まらない場合、貼り付けはせず、受験申込書等と一緒に同封して提出して下さい。)
    また、振込エラーなど、振込手続きが正常に完了していない場合は、受験申込書を受付することができませんので、振込手続きを行う際はお間違いのないよう、十分にご注意下さい。
  • 〔払込口座番号等〕
     [郵便局] 加入者名:公益社団法人日本技術士会

           口座番号:00140-0-128454
     [銀 行] 銀行名:三菱東京UFJ銀行・本店
           口座番号:普通預金 No.7645062
           口座名:公益社団法人日本技術士会(コウエキシャダンホウジンニホンギジュツシカイ)
     [銀 行] 銀行名:三井住友銀行・本店営業部
           口座番号:普通預金 No.5362427
           口座名:公益社団法人日本技術士会(コウエキシャダンホウジンニホンギジュツシカイ)
  • その他、受験手数料納付手続きについての詳細は下記〔添付資料〕【平成29年度技術士第二次試験「受験申込み案内」】の13ページをご参照下さい。
  • 受験申込書の提出について

  • 受験申込書等に記入違いのないことを確認のうえ、A4用紙に印刷した「技術士第二次試験受験申込書」及び「業務経歴票[証明書]」(それぞれ1枚ずつA4片面印刷・両面不可)と必要な添付書類等を同封したものを原則、郵送にて提出して下さい。
  • 【郵送の場合(送付宛先)】
    〒150-8681 日本郵便株式会社 渋谷郵便局留
    公益社団法人日本技術士会 技術士試験センター
    下記〔添付資料〕【受験申込書送付用宛名用紙】をダウンロードして、必要事項を記載し、送付用封筒(A4用紙サイズの書類が折り曲げずに入るもの)の表面に貼り付けて事故防止のため、必ず郵便局の窓口より書留(簡易書留郵便)にて提出して下さい。(提出の際、封筒の表に「技術士第二次試験 受験申込書 在中」と明記し、受験申込書等は折り曲げずに封筒に入れて提出して下さい。)
  • 【持参の場合(提出場所)】
    受験申込書を直接持参されても、受領のみとなります。(受領時に内容審査はいたしません。)
    公益社団法人日本技術士会 技術士試験センター
    〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビル9階
    [窓口受付時間;9:00~17:00(土・日を除く)]
  • その他、詳細については、下記〔添付資料〕【平成29年度技術士第二次試験「受験申込み案内」】をご参照下さい。

  • 2017年3月31日金曜日

    洋上風力発電所等に係る環境影響評価の基本的な考え方

    平成28年度も終わろうとしています。
    仕事面では区切りがついているのかいないのか、よくわからないグレーな部分もあるのですが、なにはともあれひとまず終了です。

    来週月曜日、4月3日には平成29年度試験の受験申込書が配布されますね。
    いよいよ狂乱の1カ月が始まろうとしています。
    SUKIYAKI塾沖縄でいごの会では那覇で出願セミナーを開催します。まだ空きはありますので技術士の指導を仰ぎたいかたはぜひどうぞ。
    SUKIYAKI塾沖縄でいごの会
    APECさんの講義では今後変化するであろう試験方法、試験内容、試験科目などについてもなんらかの解説があるのではと思っています。

    また、手前みそですがわたしもメールのやりとりによる添削講座を開講しています。
    出願書類作成についても若干名受け付けますのでよかったらどうぞ。
    添削指導アドバイス

    さて本題。以下の資料は受験申込書が出来上がってからチェックするのでも全然構わないのですが、前回に引き続き、環境アセス関連で興味深い資料が発表されましたので紹介します。
    建設部門の試験作成委員や採点試験官の多くが所属する国交省もイチオシの政策である洋上風力発電ですから概要くらいは読んでおいてください。
    そしてこの機会に洋上風力発電所のアセスだけでなく、そもそも洋上風力発電というはどういったもので、どういったメリットとデメリットがあるのか?エネルギー政策面だけでなく、自然環境や生活環境へどういった影響が考えられるのか、などを整理しておいてください。Ⅱ-1あたりで問われそうな気がしないでもないです。
    アメリカの環境政策が大きく変化しても、われわれ日本の環境系技術者はこれまで通り、地道に取り組んでいきましょう。

    洋上に見えなくもない風力発電【宮古島】

    報道発表資料
    平成29年3月30日
    総合政策
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    「洋上風力発電所等に係る環境影響評価の基本的な考え方に関する検討会報告書」の公表について

    洋上風力発電の環境影響評価における取扱いについては、国内における今後の知見の蓄積や、諸外国の事例等も活用し、沖合に設置される場合を含む洋上風力発電の取扱いについて、送電方式も含めて適切な対応を検討すべきとされてきました。我が国において、今後一般海域における大規模な洋上風力発電所に係る環境影響評価が行われることが見込まれるため、洋上風力発電所の環境特性を踏まえた環境影響評価の基本的な考え方を検討する必要がありました。
    このため、環境省では、「洋上風力発電所等に係る環境影響評価の基本的な考え方に関する検討会」(座長:浅野直人福岡大学名誉教授)を設置し、洋上風力発電所に特有の環境特性等に着目して、環境影響評価の項目に係る選定の考え方等についての検討を行いましたので、その結果を検討会報告書として公表します。
    1.背景
     風力発電は、平成23年11月に環境影響評価法の対象事業に追加され、平成24年10月より施行されました。その際、平成23年6月の「風力発電施設に係る環境影響評価の基本的考え方に関する検討会報告書」において、洋上風力発電については、「国内における今後の知見の蓄積や、諸外国の事例等も活用し、沖合に設置される場合を含む洋上風力発電の取扱いについて、送電方式も含めて適切な対応を検討すべき」とされていました。
     その後、我が国においても一般海域における複数の計画が進められており、今後は一般海域において大規模な洋上風力発電所に係る環境影響評価が行われることが見込まれます。また、平成28年5月に閣議決定された「地球温暖化対策計画」においても、中長期的には「洋上風力発電の導入拡大は不可欠」とされるなど、洋上風力発電に関する状況は近年大きく変化しています。
     洋上風力発電のうち、特に陸域から離れた沖合に設置されるものについては、陸域に設置される風力発電所とは事業特性等が異なるため、生じる環境影響も異なると考えられることから、その特性を踏まえた環境影響評価の基本的な考え方を検討する必要があります。
     このため、環境省では、平成27年度から「洋上風力発電所等に係る環境影響評価の基本的な考え方に関する検討会」(座長:浅野直人福岡大学名誉教授)を設置し、国内外の洋上風力発電を含む、海域で行われる事業における環境影響評価に係る情報を整理するとともに、洋上風力発電所に特有な事業特性や地域特性に着目して、環境影響評価の項目に係る選定の考え方等について検討結果を報告書としてとりまとめましたので、公表します。
    2.主な内容
    「洋上風力発電所等に係る環境影響評価の基本的な考え方に関する検討会報告書」の主な内容は以下のとおりです。
    (1)洋上風力発電を取り巻く状況
     我が国周辺の海域における自然環境の特性や、地球温暖化対策・エネルギー政策における洋上風力発電の取扱い、また国内外における洋上風力発電の導入状況等について、まとめました。
    (2)洋上風力発電についての環境影響評価の実施状況等
     環境影響評価法及び条例等における洋上風力発電所の設置等の事業に係る環境影響評価の実施状況、及び諸外国における環境影響評価における洋上風力発電事業の取扱いの状況について、紹介しました。
    (3)洋上風力発電所の事業概要
     洋上風力発電所において設置される設備の概要や主な基礎形式等を整理するとともに、実施される工事の概要や基礎形式に応じた工事の特性等について、まとめました。
    (4)洋上風力発電所による環境影響の状況等の整理
     我が国の実績や最新の知見等に基づき、環境影響評価法における環境影響の特性に応じた洋上風力発電の考え方を整理しました。このような整理を行うに当たり、洋上風力発電所を、陸域からの一定の距離を目安として、「沖合洋上風力発電所」と「沿岸洋上風力発電所」に区分しました。
    (5)環境影響評価における洋上風力発電の取扱い
     洋上風力発電の事業特性等に応じて、環境影響評価の項目の選定を行う際の参考となるよう、その考え方を、沿岸洋上風力発電所、沖合洋上風力発電所それぞれについて整理しました。なお、陸域で行われる工事や資材等の搬出入等に伴う環境影響や、陸上で設置される風力発電所等と同様に取り扱うことが可能であると考えられる環境要素については、今回の整理の対象外としました。
     また、沖合洋上風力発電所に係る規模要件の水準に関する考え方については、引き続き検討することが適当とされました。
    (6)洋上風力発電所に係る関係地域の考え方
     洋上風力発電所に係る関係地域としては、海底ケーブルの陸揚げ点を含む地域、風力発電所に係る工事等の拠点となる港を含む地域、環境保全又は自然管理に係る条例により管理している地域を管轄している地方公共団体などが想定されると整理されました。また、複数の関係する地方公共団体が連合して審査を行う事について具体的に検討していくことが考えられるなどの指摘がありました。
    (7)洋上風力発電所に係る環境影響評価に関するその他の検討事項
     洋上風力発電所の設置に伴い、海底ケーブルを設置する場合には、環境影響が生じることが想定されること等から、環境影響評価の対象範囲に含めることが望ましいと整理されました。また、累積的影響については、現在環境省で実施しているゾーニング手法に関する検討状況や諸外国における事例等を踏まえつつ、引き続き検討していく必要があるとされました。
    (8)おわりに
     洋上風力発電所の設置等の事業については、本報告書で示した評価項目の考え方などの整理に基づき、環境影響評価の技術手法等もあわせて、引き続き検討を進めていくことが重要であることが示されました。また、海域の環境における基礎的な知見の蓄積や適切な調査・予測のための手法を開発や、洋上風力発電所に係る事後調査の在り方等についても検討する必要があることが指摘されました。
    その上で、洋上風力発電に係る環境影響評価について、必要な検討を積極的に進め、可能なものから順次具体化につなげていくことが重要なことが整理されました。
    3.添付資料
    ・洋上風力発電所等に係る環境影響評価の基本的な考え方に関する検討会報告書 概要版
    ・洋上風力発電所等に係る環境影響評価の基本的な考え方に関する検討会報告書 
    ・洋上風力発電所等に係る環境影響評価の基本的な考え方に関する検討会報告書 資料編

    添付資料